市民アンケートで職員が回答を改ざん 埼玉 鶴ヶ島
埼玉県鶴ヶ島市が窓口サービスの一本化に伴って行ったアンケートで、住民から不満の声が多くあるように市の職員が回答を改ざんしていたことがわかりました。改ざんした職員は「窓口一本化で忙しくなり、負担を減らしたかった」と話しているということです。
鶴ヶ島市では、住民票や納税証明書などの発行窓口を市民課に一本化し、ことし6月、窓口サービスに関する住民アンケートを行いました。
市によりますと、集計作業で用紙に文字が書き加えられているような不審な点が見つかり、調査を進めた結果、市民課の男女合わせて5人の職員が改ざんに関わったことを認めたということです。5人は、およそ100人分のアンケートについて、窓口の対応について「不満」という欄に印をつけたり、記述欄に「待ち時間が長い」と書き加えたりするなどして、不満の声が多くあるように回答を改ざんしたということです。
市は13日付けで、改ざんを主導した49歳の主幹の男性職員を停職3か月、4人の女性職員を戒告としたほか、監督する立場にあった総務部長と市民課長を1か月の減給の処分としました。このうち男性職員は「窓口一本化で忙しくなり、業務の負担を減らしたかった」と話しているということです。
鶴ヶ島市の藤縄善朗市長は「市民の貴重な意見を改ざんする不祥事を起こし、心からおわびします。再発防止に全力を尽くします」と謝罪しました。
市によりますと、集計作業で用紙に文字が書き加えられているような不審な点が見つかり、調査を進めた結果、市民課の男女合わせて5人の職員が改ざんに関わったことを認めたということです。5人は、およそ100人分のアンケートについて、窓口の対応について「不満」という欄に印をつけたり、記述欄に「待ち時間が長い」と書き加えたりするなどして、不満の声が多くあるように回答を改ざんしたということです。
市は13日付けで、改ざんを主導した49歳の主幹の男性職員を停職3か月、4人の女性職員を戒告としたほか、監督する立場にあった総務部長と市民課長を1か月の減給の処分としました。このうち男性職員は「窓口一本化で忙しくなり、業務の負担を減らしたかった」と話しているということです。
鶴ヶ島市の藤縄善朗市長は「市民の貴重な意見を改ざんする不祥事を起こし、心からおわびします。再発防止に全力を尽くします」と謝罪しました。