やあ、全国のiPhone愛好家の皆様。
まず、本記事ではCorning(コーニング)やGorillaGlass(ゴリラガラス)に関しては触れない。
世界最大手のガラスメーカー:AGC旭硝子とは
建築材料、自動車向けなどのガラスを中心に、電子部材やその他の化学関連素材を製造・販売している。
特に、ガラスについては、世界における最大手である。建築用ガラス、フッ素化学製品などを主に取り扱う。
2007年9月8日に創立100周年を迎えた。これを機に、単体の略称であった「AGC」を全世界的な統一ブランドとして定着させる旨を発表、世界的な広告展開を実施中である。
創立100年以上の歴史と世界中に展開している事業規模により、莫大なノウハウを保有している日本の大手ガラスメーカー。
中小メーカーとの差別化の対策として、高機能ガラスに注力している。
高機能ガラス(化学強化ガラス)について
時代の流れは、確実に「高機能ガラス」に向かっている。
「高機能ガラス」とは、普通のガラスに強度や遮光など機能面に何かしらの付加価値を与えられたガラスのことだ。
最近では、その中でもモバイル端末用に製造されている「化学(ケミカル)強化ガラス」の技術革新が特に目覚ましい。
傷がつかない/割れないガラス製品を最終形として日々研究し、改良されている。
通常の強化ガラスは、熱した後の「急冷」の工程によって表面強度を上げる。
しかし、この分野で主流となりつつある「化学強化ガラス」は、硝酸カリ融解塩に入れ、イオン交換させることで表面強度を上げる技術だ。
これにより、普通のガラスと比較し5倍以上の強度を出すことができる。
もはや、従来のガラスとは完全に別物だと言えるだろう。
もう少し詳細を知りたければ、旭硝子公式の下記動画を参照すると良いだろう。
Dragontrail X_introduction_Japanese
日本メーカー「旭硝子」Dragontrail(ドラゴントレイル)シリーズ
上記動画にも名前の出てきた「Dragontrail」について。
Dragontrail【旧】
普通の板ガラスの6倍の強度
ビッカーズ硬度:Hv673(9H以上)
(※本スペックは、刃物でも傷をつけることができない。)
Dragontrail X【新】
普通の板ガラスの8倍の強度
(※上記Dragontrailを30%上回る強度)
ガラス強度はどのくらい信用できるのか
旭硝子公式の試験データが動画で一般公開されている。
どれもとても説得力のある映像だ。
下記3つの動画は、どれも30秒前後なので再生してみることをおすすめする。
Dragontrail VS the Soda-Lime Glass - (1)
Dragontrail VS the Machine - (2)
Dragontrail VS the Hammer - (3)
いかがだっただろうか?
この強化ガラスフィルムであれば性能的にも安心できそうではないだろうか?
まとめ
ガラス業界は、大手メーカーが市場をほぼ独占している状態だ。
高水準の技術力勝負になりつつあるので、国内外の資本の少ない中小企業は、苦戦を強いられている。
それらのメーカーからも、強化ガラスフィルム風のものを売り出していたりもするが、表面硬度や透過性やレスポンス性などの面において品質的に劣る。
大切な愛用のiPhone7/7Plusをしっかりと保護したいのであれば、安心の国内メーカーである「旭硝子製」をおすすめする。
スペックで判断する限りだと「Dragontrail X」が良いと思うが、規格や仕様等にこだわりのある方のために下記商品も掲載しておく。
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