完全な自動運転車 販売開始の目標を前倒しへ 経産省
k10010683001_201609130515_201609130515.mp4
海外で、車の自動運転の開発が急速に進んでいることから、経済産業省は、国内での完全な自動運転車の販売開始の目標を、現在の「2025年ごろ」から前倒しして、メーカーの支援や法制度の整備を加速する方向で検討することになりました。
政府は、2020年には高速道路での自動運転を実現し、2025年ごろには人間が運転に関与しない完全な自動運転車の販売を始める目標を掲げています。
しかし、自動運転を巡っては、アメリカで安全基準のガイドラインが年内にもまとまる見通しとなったほか、IT企業の「グーグル」が公道で実験を重ねるなど、海外でルール作りや技術開発が急速に進んでいます。
このため、経済産業省は、国内の環境整備や、国内メーカーの事業展開が遅れをとらないように目標を見直し、メーカーの開発支援や、道路交通法などの法制度の整備、それに、信号機と車を結ぶ通信システムなどのインフラの整備を加速することになりました。
具体的には、完全な自動運転車の販売を始める時期を、現在の「2025年ごろ」から前倒しするほか、新たに、バスの自動運転を市街地などの専用レーンで2020年より前に始める目標を盛り込む方向で検討します。
経済産業省は、まず、バスの自動運転を早期に実現して、安全面や走行技術の課題を洗い出し、一般の車への応用につなげたい考えです。
しかし、自動運転を巡っては、アメリカで安全基準のガイドラインが年内にもまとまる見通しとなったほか、IT企業の「グーグル」が公道で実験を重ねるなど、海外でルール作りや技術開発が急速に進んでいます。
このため、経済産業省は、国内の環境整備や、国内メーカーの事業展開が遅れをとらないように目標を見直し、メーカーの開発支援や、道路交通法などの法制度の整備、それに、信号機と車を結ぶ通信システムなどのインフラの整備を加速することになりました。
具体的には、完全な自動運転車の販売を始める時期を、現在の「2025年ごろ」から前倒しするほか、新たに、バスの自動運転を市街地などの専用レーンで2020年より前に始める目標を盛り込む方向で検討します。
経済産業省は、まず、バスの自動運転を早期に実現して、安全面や走行技術の課題を洗い出し、一般の車への応用につなげたい考えです。