トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

松山、石川、スコットが同時参戦で同組プランも 来月の日本オープン

2016年9月13日 紙面から

 日本ゴルフ協会(JGA)は12日、日本オープン(10月13日開幕、埼玉・狭山GC)に、米ツアーが主戦場の松山英樹(24)=レクサス=と腰痛から復帰した石川遼(24)=カシオ、世界ランキング6位のアダム・スコット(オーストラリア)が出場すると発表した。大物3人の参戦を追い風に大会を盛り上げようと、予選ラウンドで3人を同組にする可能性を示した。

 今季国内ツアー初戦となる松山は、東北福祉大時代に7位に入った2012年大会以来、4年ぶりの出場。今大会の開催コースは、同年の日本学生選手権で優勝した縁起の良いコース。8月4日に練習ラウンドを済ませており、国内メジャー初制覇へ本気モードだ。

 同じく4年ぶりの出場となる石川は、腰痛による長期離脱から復帰2戦目で優勝を飾り、復活ロードの真っただ中にある。日本オープンに出場後、翌週に開催されるCIMBクラシック(10月20日開幕、クアラルンプール)から米ツアーに復帰する見通しだ。

 松山と石川が日本ツアーに同時出場するのは、昨年11月のダンロップフェニックス以来、11カ月ぶり。国内三大大会への同時参戦は13年の日本ツアー選手権以来、3季ぶり。松山がプロ転向した13年以降、日本ツアーで2人の“直接対決”は6戦あり、松山2勝、石川は1勝。

 関係者によると、当初石川は10月13日の来季開幕戦・セーフウェーオープンで米ツアーに復帰することを検討していたが、松山が日本オープンに参戦する意向を知り、方針転換したようだ。

 JGAは、13年マスターズ王者で3年連続の出場となるA・スコットを加えた「ビッグスリー」を、初日から同組でラウンドさせるビッグプランも温めている。戸張捷トーナメントプロデューサーは「どうせなら、初日から3人を一緒に回らせた方が面白い。あと1週間、考えたい」と説明。開幕2日前に発表される予選のペアリングを前倒して公表する方針で、ギャラリー殺到、沸騰の日本オープンとなりそうだ。(松岡祐司)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ