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杉原記念館修繕で募金贈呈

09月13日 09時51分

杉原記念館修繕で募金贈呈

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第2次世界大戦中、「命のビザ」で多くのユダヤ人を迫害から救った岐阜県八百津町出身の外交官、杉原千畝のビザの発給の舞台となったリトアニアの旧日本領事館を修繕してもらおうと、岐阜県の副知事らが現地を訪れ、約350万円の募金を寄贈しました。
杉原千畝はが第2次世界大戦中、ナチス・ドイツから迫害を受けていたユダヤ人約6000人にビザを発給したリトアニアにある旧日本領事館は、現在、杉原の功績を伝える記念館になっていますが、老朽化が進み、岐阜県と八百津町は今年3月から募金を呼びかけていました。
リトアニアを訪れている岐阜県の岸副知事と八百津町の金子町長は12日、記念館を管理する財団に日本で集めた募金、3万ユーロ、日本円にして約350万円の募金の目録を手渡しました。
財団のラムーナス・ガルバラヴィチュス理事長は「これまで政府の援助なしに草の根の力で運営してきたので皆様の募金にはとても感謝しています」などと感謝を伝えたということです。
杉原千畝をめぐっては「命のビザ」の関連資料がユネスコの世界記憶遺産に申請中で岸副知事らは現地の関係者に対して登録への協力を要請したということです。

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