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【大リーグ】

イチロー、日米通算4300安打 マエケン攻略の口火切った

2016年9月13日 紙面から

ドジャース戦の4回、前田から中前打を放つマーリンズのイチロー=マイアミで(共同)

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◇マーリンズ3−0ドジャース

 マーリンズ・イチローの節目の一打が、マエケン攻略の足掛かりとなった。4回1死走者なしで迎えた第2打席に、しぶとく中前打。外角のスライダーに詰まりながらも中前に落とす技ありの一打で、日米通算安打を4300本とした。

 メジャー通算でも3022安打として、歴代25位のブロック(カージナルスなど)まで残り1本。イチローの一打から3本の安打が連なると、自らも先制の生還を果たし、この回前田から2点を奪う攻撃に一役買った。

 4月28日以来となった前田との対戦に、イチローは「ピッチャーという感じのピッチャーだね。投球術という感じはする。(4月の対戦と)印象は変わらない」。変化球を主体に投球を組み立て、ここまで14勝を挙げてきた後輩の投球を評価した。

 第3打席では真ん中高めの直球を狙い澄ましたかのように振り抜き、あと一伸びで本塁打かという大きな右飛。相手先発に左腕が続いたこともあってド軍3連戦では2度スタメンから外れたが、8月に入って打率3割1分3厘を残す42歳のベテランに、疲れは見られない。

 

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