「日越大学」 日本とベトナムの協力でハノイに開学
日本とベトナムの両政府が協力して公共政策などの分野で高い専門性を持つ人材を育成するために設立した「日越大学」が9日、ベトナムの首都ハノイに開学し、記念の式典が開かれました。
日越大学は、高い専門性を持つ人材を育てる機関を設立したいというベトナム政府の要請を受けて日本の政府や大学の支援のもとで設立されたもので、9日から公共政策や地域研究、それに企業管理などを学ぶ大学院修士課程の6つのコースがスタートしました。
9日は首都ハノイのキャンパスで新入生72人が出席して開学式が行われ、学長を務める東京大学の古田元夫名誉教授が「ベトナム、そして世界が大きく変化している中、変化に対応できる視野の広さをこの大学で身につけてください」と祝辞を述べました。
これに対し、インフラ整備などを学ぶコースに入学した学生の代表が「ベトナムには交通渋滞や大気汚染など、さまざまな問題がありますが、問題を解決できるよう頑張りたいです」と抱負を述べていました。
日越大学では東京大学や大阪大学などから派遣された教授も指導に当たるほか、学生をインターンとして受け入れることで日本企業との連携も強化する予定だということです。
9日は首都ハノイのキャンパスで新入生72人が出席して開学式が行われ、学長を務める東京大学の古田元夫名誉教授が「ベトナム、そして世界が大きく変化している中、変化に対応できる視野の広さをこの大学で身につけてください」と祝辞を述べました。
これに対し、インフラ整備などを学ぶコースに入学した学生の代表が「ベトナムには交通渋滞や大気汚染など、さまざまな問題がありますが、問題を解決できるよう頑張りたいです」と抱負を述べていました。
日越大学では東京大学や大阪大学などから派遣された教授も指導に当たるほか、学生をインターンとして受け入れることで日本企業との連携も強化する予定だということです。