2016-09-13

側溝に落ちたカエルを助ける方法の子どもに嫉妬した

雨で急流にもまれて流されていく側溝カエルを助ける方法について、同じこと小学生の頃に考えて同じように夏休み自由研究にした。

試した材料は、シュロ、藁の束、細く裂いたスポンジなどを使って実験した。

ショボかったけど機械工作で定期的にゆっくり陸地に上がるようなものも作った。

これはカエルが驚いて結果的にはダメだった。

カエル自発的運動に頼るべきで、その際にはどのようにするのがいいのか仮説も立てて今後の研究余地を示した。

正確な生存率は導きだせなかったけど、カエルがいることで田畑の生態環境にどのような変化があるのかを調べた。

その時の教師に言われたことを今でも覚えてる。

「こんなの研究でもなんでもない。遊んでただけじゃない。夏休み何してたの?」ってね。

その年の自由研究の優秀作品は、女の子が描いた水彩画の「絵日記」だった。

絵がお上手なんだってさ。

だって周りの親族だってあいつはカエルが好きなんだな」程度の認識しかなかった。

カエルが流されるのを可哀そうだといっても、感受性が豊なのね程度だった。

本人よりも周りの環境がかなり重要なんだと思い知らされたわ。

大学生の頃に生態学研究で同じようなことをやったら田んぼおっさんに叱られた。

不審者なんだとさ。

世の中そんなもんですわ。

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20160913085813

記事への反応(ブックマークコメント)