画像出典:happyliving.blog.jp
こんにちは、NAEです。
物が少なく、シンプルで生活感が排除された部屋、憧れますよね。ミニマリスト部屋には一切の無駄がありません。
しかし、そういう部屋が落ち着くかと言われると、たぶんNoだと思うんですよね。
今回はそんなお話。
- ミニマリストな部屋は視線の置き場所が少ない
- 視点の置き場はリラックスするためには重要
- ミニマリストな部屋こそこだわりのインテリアを置くべき
- ミニマリスト部屋でのワンポイントインテリアの例
- まとめ:ひとつ何か置いてみませんか?
ミニマリストな部屋は視線の置き場所が少ない
なぜならば、視線の置き場が少ないから。
ぼくの家のベッドルームはミニマリスト仕様になっています。
6畳半くらいの部屋に置いてあるのは、ベッド、ローテーブル、座椅子、小さな棚。以上。洋服類はクローゼットにしまっているし、テレビやソファはリビングに置いています。
寝るための部屋なのであまりインテリアにこだわらなかった結果こうなりました。
ただ、もしずっとこの部屋で過ごすとなると手持ち無沙汰で仕方がないと思うんですよね。
特に困るのは、視線の置き場所。ぼーっとして何も考えていないとき、とりあえずどこに目をやればいいのかがわからなくなるんです。
視点の置き場はリラックスするためには重要
真っ白な壁に囲まれて、どこを見てものっぺり一面の白。壁の1点を見つめるにしても限界があります。
たとえば、目の前にある静止物を1分間見つめてみてください。時間がたつのが遅く感じますよね。他のものを見たくなると思います。
視点の置き場がないと、これと同じことが起こりやすいんです。手持ち無沙汰に視線があっちこっち行ってしまう。
するとそれにつられて心は落ち着かなくなり、リラックスもできなくなってしまうのではないでしょうか。
行動と心理状態は相関があります。認知行動療法や「儀式化」もこの仕組みを利用しています。
ミニマリストな部屋こそこだわりのインテリアを置くべき
ミニマリストの目的は本当に大事だと思うものと心豊かな生活を送るです。
ものを減らし、入居したてのガラッとした部屋に近い状態を作ること。これはミニマリストになる手段であって目的ではありません。そこをはき違えると恐ろしいことになりかねません。
心豊かでリラックスして過ごせる部屋にするために、鳥が小休止する小枝のような、とりあえず視点を置いておける目のやり場を作っておきたいですよね。
そこで登場するのがインテリアです。観葉植物、オブジェ、人形など、ミニマリスト的には一瞬無駄に思えるものですが、視点の止まり木として置いてみるのはいかがでしょうか。
ミニマリスト部屋でのワンポイントインテリアの例
ミニマリストのインテリアが紹介されているWebサイトを実際に見てみると、玉石混交、ただなにもない部屋もあれば、ここ住みたいかもと思わせるような部屋もあったかと思います。
たとえばRoomClipで一番はじめに出てくるこちらのミニマリスト部屋。
画像出典:roomclip.jp
テレビの両脇の観葉植物がいい感じに視線を休ませてくれそうな感じがします。
同じくRoomClipで紹介されているこちら。
画像出典:roomclip.jp
シンプルでミニマルである一方、棚の中の小物に遊びがあります。
一方、ただ何もない部屋も見てみましょう。
画像出典:trend-japon.com
写真のよしあしもあるかもしれませんが、上で紹介したミニマリスト部屋に比べると「この場所いやすそう」という感じを受けません。いても結局スマホをずっと見てそう。
まとめ:ひとつ何か置いてみませんか?
というわけで、ミニマリスト部屋にもインテリアをというお話を視点の置き場所という観点で語ってみました。
せっかく作ったミニマリスト部屋、もっと居心地よくできるように楽しんでみませんか。
今回は以上です。