今日紹介するのは、韓国の画家Horyon Lee。この企画をスタートさせてもう2ヶ月くらいになるのですが、その際最初にオファーをしたのが彼でした。このコーナーでは「作家に許可を得て掲載する」というポリシーがあります。なので、紹介したくても返事が返ってこなければ、残念ですが掲載はしていません。
これは自分がデザインを作る側であるというのが強いのですが、作家本人とコミュニケーションが取れてこその面白さがあると考えているからです。勝手に画像を拝借して不快に思われても本位ではないので。
満を持して
で、メールを送って2ヶ月。全く返信も無いのであきらめていたのですが、「めっちゃ忙しかってん!すまん!」と返事がひょっこり返ってきました(英語で)。というわけでついにご紹介できます。
前置きが長くなりましたが、作品を見る前にもう一点ご注意を。
彼の作品は“やや性的な描写”を含みますので閲覧にはご配慮をお願いします。
とはいえ、個人的には素晴らしい芸術作品だと思うので、ここから先はみなさんの判断にお任せします。
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ヤバさしかない
どうでしょう?ヤバくないですか?タイトルのとおり「説明不要」なんですよね。コレ見たら分かるでしょと。オレはこれが描きたいんだ!っていう彼の強烈なイズム、リビドーを感じます。あとは見た人がどう感じるかです。個人的にはすごく面白いと思いました。はじめてみた時は結構衝撃的で。「何でこれを描こうとしたの?」という疑問とともに見入ってしまいました。しかも写真じゃなく、油絵なんですよねこれ。実際に彼がアトリエで一人、何を思いながら作品作りをしているのか。そんなキャンバスの手前側まで興味が膨らむ作品たちです。また、ほとんどの作品は顔が描かれておらず、モデルの動作に集中できるところも面白いですね。
一応不特定多数の方が見るブログなので、比較的軽めな作品を選んで掲載しています。
(興味のある方はHPをご覧ください)
こういったジャンルの作品をブログに掲載することについて
上記のとおり不特定多数の方が見るブログですので「アートとエロスの境界線」は考えているつもりですが、明確なラインは存在していません。彼の作品も見る人が見たら不快感を与えてしまうかもしれない。しかし実際に世の中にはもっと過激なアート作品も数多く存在していますので、判断を迷う部分ではありますし、色んな方の意見を聞いてみたいところではあります。
しかしながら個人のブログですので、一般常識範囲内のモラルに配慮しつつ、今後もこういった“攻めた”作品も紹介していければと思いますので、楽しんでいただければ幸いです。
※画像は全てアーティストご本人様より許可をいただき掲載しています。
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