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【千葉】印西市、説明なく花火大会中止 「業者の作業遅れ」印西市が八月二十七日夜に市制施行二十周年を記念し、開催予定だった花火大会を、開始時間を過ぎてから理由の説明もせず、中止していたことが分かった。四日後の三十一日になって、板倉正直市長は、中止の理由を業者の作業の遅れや天候悪化のためなどと公表した。見物客らからは市の対応に不満の声が上がっていた。 花火大会は、利根川河川敷で八千八百発を打ち上げる予定だった。市内では十五年ぶりの開催となるはずだったが、開始時間の午後七時十五分以降になっても、花火は一向に打ち上がらず、同八時十分すぎ、中止がアナウンスされた。 会場で中止理由を説明しなかった点について、市経済政策課の担当職員は「ぎりぎりまで中止回避を図っていた上、作業の遅れた理由がはっきりしなかったため」と話している。 花火大会には約四千万円の経費を計上。このうち打ち上げ費はかからなかったものの、PR費は市の持ち出しとなり、会場設営費などの負担は今後詰めるという。 (堀場達) PR情報
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