矢場とん栄セントライズ店を出て外に出ると、灼熱の太陽が俺の体力を奪う。俺はもう少し休憩したいと思い、涼める場所を探した。そして、後ろの建物がソニーストアであることに気付く。
ソニーストアと言えばPlayStationVRの体験会である。体験会の様子を見ようと中に入ると、楽しそうにプレイしている男性2名とソニーストアのお姉さん1名がいた。
俺は食い入るようにゲーム画面を見るのだが、テレビ画面に映し出される映像がとにかくキレイだ。これがPS4の凄さかと感心しながらも、一生懸命、頭を左右に振るおじさんを見て、「こりゃあ。後で首を痛めるぞ。」と思った。一生懸命なおじさんとテレビ画面を交互に見ている内に、俺はあることに気が付く。テレビ画面とプレイヤーは俺から見ると真横なんだが、お姉さんはギャラリー(俺しかいないが)にも説明するため、ギャラリーに対し真正面に座っている。そのお姉さんは、ギャラリーである俺に対し真正面に向かい、ミニスカで片膝つき姿勢である。
もう一度、言おう!ミニスカで片膝つき姿勢なのである!
俺が少し目線をズラすだけでパンチラ見放題なのだ!俺はお姉さんにそのことを教えようとアイコンタクトを送ったが、お姉さんは何度目が合っても、全く隠そうとしない。
女性は男のHな視線には敏感なはずなので、気づかないわけがない。それどころか最初の頃より開き気味なような気がする。俺が思うに、お姉さんはパンツを隠すよりもゲームの説明を優先したのだ。まさにプロ!その姿勢に俺は感動し、ゲームのことは忘れて、お姉さんの勇気あるパンチラをガン見することにした。ここで、俺がテレビ画面を見ようものなら、お姉さんに恥をかかすことになると考えたからだ。
とはいえ、パンチラも数秒見たら見飽きてしまった。冷静になったら、ただの布きれだ。
正直、目の前のパンチラより、PlayStationVRの方が面白かった。結局、気づいたら俺はお姉さんのパンチラそっちのけで、テレビ画面にくぎ付けだった。ごめんよ、ソニストのお姉さん。お姉さんのパンチラより、PlayStationVRの方が興味あるんだ。パンツの色は一色だし動かないけど、テレビに映り出されるゲーム画面が色鮮やかで激しく動くんだ。どうしてもそっちに目がいってしまうんだ。それに、あんなにハッキリ見えちゃうと、わざと見せているようで、相手の思うつぼみたいで俺は嫌なんだよ。あのパンツはシンプルなものだったんで、あれもたぶん見せパンで制服の一種なんだと思う。そう思うと興ざめさ。
俺はゲームが終わるのを見届けて、その場を立ち去った。アディオス、ソニストモロパンお姉さん!パンツの色は忘れたけど、PlayStationVRの面白さは忘れないよ!クーラーの涼しさで体調を戻し、お姉さんのパンチラで英気を養った俺はソニーストアを後にした。そして、地下鉄の駅を探すも道に迷う(笑)
to be continued…→
(旅行記は時系列を無視して書いていくことにしました。後日、時系列にそって並べた一覧を作成します。)