はんなり、もっちり、舌が喜ぶ京都老舗料亭「京懐石美濃吉本店竹茂楼」の京わらびもち
洋菓子研究家 木村幸子
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和菓子分野を牽引してきた京都。江戸時代には京都の「京菓子」と江戸の「上菓子」が競い合うことで、和菓子製造技術は大きく発展しました。この時期に現代の和菓子とほとんど変わらない優れたものが数多く生まれたそうです。今回は、今から300年以上も前の江戸時代に創業し、今も愛され続けている京都の老舗和菓子店の人気商品3商品をご紹介します。
元和3年(1617年)創業の老舗の和菓子店「亀屋清水」の「大人の栗羊羹」。琥珀、小豆、栗からなる三層仕立ての美しい見た目が特徴。また、琥珀の中にごろりと大きな丸ごとの栗が閉じ込められており、一口たべるとブランデーの豊かで芳醇な香りが口の中に広がり、爽やかに鼻を通り抜けていきます。まさに大人のための栗羊羹と言えますね。
享保元年(1716年)創業の料亭「京懐石美濃吉本店 竹茂楼」の京わらびもちは、黒糖の風味がしっかり生きていて、そのままでも美味しくいただけます。大粒あずきのぜんざいもとても柔らかく、いやらしい甘さも感じずに、舌が「はっ」として喜んでしまう美味しさ。決め手は、大麦を炒って挽いた「はったい粉」。大豆を挽いて作るきなこにはない、独特の香ばしさと自然な甘みが感じられますよ。
享保11年(1726年)創業の和菓子店「鍵善良房」の「鍵もち」は、求肥にきな粉をまぶしてあるシンプルなもの。しかし、傾けるだけで形が変わってしまうほど、とっても柔らかくて口どけが良いのが特徴です。ふわっとした食感のヒミツは「卵白」にあります。絶妙な口どけをぜひ体感してください。
ippin編集部
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部より
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