【動画】動態展示を目指し、解体調査が始まったドイツ製SLのB6=小川智撮影
[PR]

 名古屋市中区の市科学館で展示されている蒸気機関車(SL)の解体作業が12日、始まった。SLの動く様子を見られる「動態展示」ができるかを調査するためで、14日未明に大阪市のボイラー会社に向けて搬出される予定。

 この日は午前10時から作業員約10人が解体作業を始めた。搬送中に高架などに接触しないよう、SL上部のヘッドライトや運転席の一部、煙突などを約4時間かけて取り外した。SL本体は13日午後にクレーンでつり上げられ、搬送用のトレーラーに積み込まれる。

 同館のSLはドイツ製のB6で、全長約10・4メートル、重さ約35・3トン。1904年に独ハノーファー社で製造され、日露戦争の軍事物資を運ぶため日本に輸入された。その後は国鉄の高山機関区などを走っていた。68年に同館に寄贈され、屋外で展示されていた。

関連ニュース