2016-09-12

世界松本人志古参になれなかったアラサーたち

1986年に生まれた人は今年30歳になる。

1989年芸人ビートたけしは初の監督作品であるその男、凶暴につき」を撮った。

1994年、「ソナチネ」は世界賞賛され、その芸人世界のKITANOになった。

その時僕らは8歳だから、その誕生には立ち会っていない。

現在アラフォーの人は、高校生の時あたりに、たけしが世界のKITANOへ生まれ変わるのを見届けている。

あなたたちのたけちゃんがKITANOになった。あなたたちは、北野武古参だ。

それが羨ましいのだ。

僕たちの小学生お笑いヒーローごっつええ感じ(1991~1997年)のまっちゃんだった。

それ以前は知らないから、すでにテレビで見た北野武は超大御所伝説の人、ずいぶんおじいちゃんにも見えた。

僕たちの共通言語松本人志のみなのだウッチャン面白かったけどよりインパクトのある「笑う犬」が始まるのはもう少し後だ。

2007年松本人志初の監督作品、「大日本人」が公開された。

僕たちは20歳あたりだ。ある程度大人になり、それなりの価値観審美眼を持つようになり、じゅうぶんに彼の作品評価できる年齢だ。

僕らのまっちゃん世界のHITOSHI MATSUMOTO に再誕することを誇りに思い満足できるはずだった。

それから2年おきに取られた映画現在計4作。

世界どころか尼崎でも評価されていないのは周知の通り。

最近でもアウトレイジを当てている北野武

例えば、現在47歳のライムスター宇多丸氏は「その男、凶暴につき」が公開された時に20歳だ。

氏の「アウトレイジ批評などを聞くと必ずこれら過去作について触れられる。

リアルタイムに殿が世界へ飛び出した歴史を知る人たちが本当に羨ましい。

あなたたちのビートたけし映画を撮ると知った時のあなたたちが

どれほど驚き興奮したのか、楽しみに公開を待ったのか、想像できない。

だが僕たちは確かにまっちゃん映画を撮ると知った時の興奮は異様だった。

僕たちは「まっちゃんと、世界のMATSUMOTOを知っている」と言える日が来るのだろうか。

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