蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】Vの喜び一夜限り 広島、CS突破へ照準 岡田、先発4番手奪うぞ2016年9月12日 紙面から
◇巨人8−0広島巨人が12安打8得点で快勝した。3回に坂本の犠飛で先制し、4回は小林誠が適時打。7回には長野のソロから打者一巡で6点を奪った。高木が打たせて取る投球で5月29日以来の5勝目を挙げた。広島は連勝が5で止まった。 ◇ 美酒の酔いが残っているデーゲームで、広島は早くもクライマックスシリーズ(CS)に向けて動きだした。黒田は登録抹消、新井は先発から外し、若手にチャンスを与えた。目立ったのは2番手の岡田。2イニングを1安打無失点に抑え、奪三振は3連続を含む4。CSでの先発入りに向け、猛アピールした。 「ストレートは走っていました。捕手がそれを感じて、配球を組み立ててくれた。それが良い結果につながったと思います」。笑みを浮かべながら投球を振り返った。 5回にマウンドへ上がり、先頭坂本に中前打を浴びてから奪三振ショーが始まった。阿部を直球で見逃し、村田、ギャレットは速球で空振りに仕留めた。最速は151キロ。パワーピッチャーの本領を発揮した。 次の目標はCS突破。32年ぶりの日本一を目指して、戦力を整えていく。懸案は先発投手だ。リーグトップの14勝で並ぶジョンソンと野村、黒田の3本柱は決定済み。薮田、首痛で抹消中の福井らと4番手を争う。 緒方監督は「戦いはきょうから始まっている。結果を残した選手がこれからは残っていく」と言った。大敗は問題ない。CSまで1カ月。傷を癒やし、戦力を整える。 (市尻達拡) PR情報
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