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 女子高生に無許可で客を接待させていたとして、神奈川県警は、横浜市中区相生町2丁目のカフェ「KIMINOKAZE」経営の奥村能之(39)と、店長の佐々木優樹(31)の両容疑者を風俗営業法違反(無許可営業)の疑いで逮捕し、9日発表した。2人は「カウンター越しに酒を提供したが、それが接待にあたるとは思わなかった」などと容疑を否認しているという。

 店は「JK(女子高生)カフェ」と呼ばれる形態で、県警は店で働いていた16歳の女子高生ら4人も補導した。

 県警によると、両容疑者は6月21日、県公安委員会から許可を受けずに、女子高生らに客を接待させた疑いがある。店には通常、1日平均5~6人の女子高生らが勤務。自らが通う学校の制服を着るなどし、午後1時から10時ごろまで営業していたという。時給は1300~1400円。

 店は今年4月に開店し、半年間で約1千万円の売り上げがあったという。(前田朱莉亜、飯塚直人)