夜はニュータンタンメン行脚、時間が無いので一回二軒を消化しようと前回は頑張りましたが、この歳ではかなりきついことが判明しましてですね。
ですので今夜は、イソゲン一杯とラーメン一杯にすることにしました。
横浜駅からブルーラインで片倉町駅へ、2番出口から地上に出て、緩やかに坂を上っていくと、徒歩10分で元祖ニュータンタンメン本舗イソゲン片倉店@(横浜市神奈川区片倉)(ホームページ)。
公式ホームページの店舗一覧では33店舗が紹介されていますが、品達店と川口店が紹介されていません(理由は不明です)。
店内はカウンター4席に4人掛けテーブル3卓、2人掛け1卓、小上りは18席。
調理を見たかったのでカウンターを見ると一席おきにお客さんがいたので、それじゃあと向かうも、「こちらへどうぞ」と店内唯一の2人テーブル席へ案内されてしまいました、がっかり。
調理が見れないのは本店以来二度目で、イソゲンの楽しみが半減してしまいました。
メニューを見ると暖簾分け店的なラインナップ、メチャ辛の上のメチャメチャ辛が用意されています。
標準的なトッピングが揃っていますが、「タンタンメン+トッピング」と言う注文になります。
ニンニクや挽肉抜きは出来ませんとありますが、奥のテーブルでは「中辛ニンニク抜き、お待たせしました〜」って声も聞こえたとか聞こえなかったとか。
麺類にはサンマーメン、焼きそば、長崎チャーメン、ご飯ものにはタンタンぞうすいも用意されています。
卓上には醤油、酢、辣油、白胡椒、ネーム入りのコップでお冷を飲みながらラーメンの出来上がりを待ちます。
程なくしてタンタンメン750円、メチャメチャ辛100円、ニラ110円。
ニラは別茹で途中入れ、スープの辛さはメチャ辛とあまり変わらず、玉子は二玉で全店共通だとは思いますが多く感じられました。
麺は麺肌がつるんとした角太麺、これは今まで食べてきたイソゲンの麺、先週感じた「リニューアルさ」とは違う、なぜなんだろう。
食べて進めていくと、唐辛子と溶き卵とニンニクと挽肉が一つの味に向かっていて、レンゲを止めるのが辛い。
一杯だけでいいなら、スープのお代わり(タンタンスープの追加注文?)したいほどの中毒性を感じます。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
イソゲン35店舗中30店訪問済み、残りは5軒か。
ブルーラインで新横浜に向かいます。
新横浜にはいつもJRで向かっていたので、地下鉄からだとどこに出ていいのかさっぱり分からず、かなりの遠回りに。
駅から歩くこと五分程度で麺屋千晃(ちあき)新横浜店@新横浜(横浜市港北区新横浜)、今月1日に2号店を三ツ境に出店、ますます御活躍です。
メニューを確認すると、ラーメンはラインナップ、値段とも変わらず、飲み物とツマミメニューはかなり揃っていました。
入って左手の壁に設置されている券売機で食券を買うと、ホール担当の女性店員さんが「こちらへどうぞ」とテーブルにお冷を置いてくださっています。
店内のカウンター席、テーブル席は開店時と同様、卓上の調味料も同じです。
先ずは生ビール380円で今夜は新横浜で一人お疲れ様会。
ひょっとしてここで軽く飲んでラーメンをパスするのなら、何かの試食会の二次会として使えそうですが、どうでしょうか。
程なくしてラーメン(並)780円、ハウザーですから麺柔らかめでお願いしました。
スープは決して今風の濃厚豚骨ではなく、かと言って旨味過多でもなく、丁寧に煮出した正直な味わい。
長多屋製麺の平打中太麺、180gのまま変わっていませんけど、柔らかめ指定でもまだ普通の硬さの仕上げです。
普通指定を固めに振るのは構わないので、わざわざ柔らかめ指定するお客さん向けには、しっかりと柔らかめにして欲しいな。
チャーシュー好きにはぴったりな感じの麺が見えないの大きさ、茹でほうれん草、板海苔三枚。
スープを1/3ほど残して、しばしスマホに興じ、スープが冷めるのを待ちます。
スープに混ぜ物が入っていると、一部がゼラチンのように固まったり、全体が分離したりします。
もちろん、そんなことにならないとは分かっていても、「好きだと分かっているけど言葉にして」的な(笑)
もの凄く美味くて遠くから食べに行きたいという味ではありません、他店では食べられない唯一無二のラーメンでもありません。
厨房は店内奥の壁の向こうなので、調理人とはコミュニケーションも取れません。
それでもこの店は長く続くでしょう。お店に行って、ラーメンを食べてみればその理由が誰にでも分かります。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。