最近年のせいか、漫画雑誌に連載されているような派手な作品よりも、まったり読めるコミックエッセイを読むことが多いです。
今回はそんな僕のおすすめコミックエッセイをご紹介します。
ぼく、オタリーマン
30代独身システムエンジニアのちょっぴりオタクな毎日を綴ったコミックエッセイ。
オタクをテーマにしたコミックエッセイ、というよりかはシステムエンジニアの日常、という側面のほうが強いかも。でもまあ、僕の観測範囲内ではシステムエンジニアの大半は多かれ少なかれオタク要素を持っているので問題なし。
2012年に作者のよしたに氏がサラリーマンを辞めてしまったので、「オタリーマン」ではなくなってしまった。そのせいか、ここ数年続刊は無し。新刊読みたいなぁ・・・
ゆるいオタクの日常を赤裸々に綴ったコミックエッセイ「ぼく、オタリーマン。」が面白い
浮き草デイズ
超有名なコミックエッセイスト・たかぎなおこさんの描く、上京後のふわふわしつつも生きるために必死な日々を綴ったコミックエッセイ。
フリーのイラストレーターを目指して上京するも、イラストレーターの仕事は全然とれず、フリーターで食いつなぐ日々。まあ読者としてはたかぎなおこさんが成功するのは知っているので、ある意味安心して読めてしまうのですが、それでも「この人この先どうなるんだろう・・・」と読者を引きつけてしまう力はさすがの一言。
作者がバイトするホテルのレストランで働く百瀬さん(仮名)の作るフレンチトーストが超絶美味しそう。
たかぎなおこ先生のデビュー前の苦労話が読めるコミックエッセイ「浮き草デイズ」が面白い
新卒で“給食のおばさん”になりました
給食のおばさんとして働く日々を描いたコミックエッセイ。
看護師、介護士、保育士・・・etc
女性の多い職場は仕事内容云々よりも人間関係のほうが超絶大変って言いますよね。給食のおばさんがたもその例に漏れないようで、作者の松山ルミさんも悪戦苦闘しておられる模様・・・
「給食のおばさん」という結構身近な職業にもかかわらず意外に実態が広まっていない職業にフォーカスを当てているので、興味深く読めます。
女だらけの職場で奮闘するコミックエッセイ「新卒で給食のおばさんになりました」が面白い
主婦でも大家さん
漫画家兼主婦の作者が勢いと知略で不動産投資に挑むコミックエッセイ。
この作者、かなり頭が良く機転も利く方だと思うんですが、どうも読んでると勢いだけで物事を進めていって自滅に陥る・・・というパターンが多い気がします(毎回なんだかんだで何とかしているところはさすがですが)。振り回され気味の旦那さんがちょっと気の毒・・・
しかも最新刊の「大家さん引退します」で一戸建てを新たに購入した理由が酷い・・・ゲーム機置き場って(笑)
大家さんの最大の敵は税金。それを痛感させてくれる漫画です。
アパート経営の怖さや厳しさを教えてくれるコミックエッセイ「主婦でも大家さん」が面白い
女だけどHな本屋さんで店長してました
Hな本屋さんで働く女性のコミックエッセイです。
タイトルにつられて軽い気持ちで購入したのですが、これがなかなか良い意味で期待を裏切ってくれる良作でした。
一癖も二癖もあるお客さん。
それ以上に癖のある同僚たち。
AV女優のサイン会などのイベントの様子。
読み応えがあります。
独りでできるもん
30代独身彼氏なしという著者が、涙アリ笑いアリの独身生活を自虐風味でお届けするコミックエッセイです。日常生活でのちょっとした見栄、意地、工夫・・・何てことのない普通の日常をネタ化して扱うセンスが秀逸です。
30代独身女性の悲喜こもごもを描いたコミックエッセイ「独りでできるもん」が面白い
つれづれふたり暮らし
結婚して2人暮らしを始めた夫婦のエッセイ。結婚する前に何かの参考になるかなと思って購入しました。
共働き夫婦の家事の分担、財布管理、ケンカしたときどうする?などなど、二人暮らしをするにあたって誰もが直面するであろうエッセンスが詰まっています。
腐女子のつづ井さん
男同士の恋愛に想いを馳せる腐女子の戦いの日々が綴られています。この混沌とした時代を切り開いていけるのは腐女子かもしれない!?そんな期待(≒妄想)を抱かせてくれるだけの勢いのある漫画です。
腐った女子の生態を描くコミックエッセイ「腐女子のつづ井さん」が面白い
うちの3姉妹
コミックエッセイの草分け的作品。それぞれ異なる個性、異なるか可愛さを魅せてくれる3姉妹を中心に、突っ込み役の母ちゃん(著者)、突っ込み兼天然ボケ役の父ちゃん、両家のじーちゃんばーちゃん・・・ほのぼの家族のクスっと笑えるコミックエッセイ。
あのね、わたしがねちゃってても、あとででいいからだっこして
はてなブログ界の誇るほのぼのイラストブロガー・ひーたむ先生の作品。若年ながら大人の女の顔を垣間見せる長女ちゃん、甘えんぼうの次女ちゃん、女3人に囲まれて右往左往しながらも幸せそうなパパ、語り部のママ(著者)。ほっこりする話にほっこりする絵。日々の生活に疲れている人の癒しに最適。
よし、そろそろ子どもが寝たから抱っこしようかな
まとめ
コミックエッセイは安心して読める話が多いので、スキマ時間にサクっと読めるのが嬉しいですね。この記事は今後も随時追記していこうと思います。