小学4年の理科の教科書に「月」の観察がありました。
月って夜に見るものだと思っていましたが実は違うんです…
地球から月を見ると月の明るい部分の形は毎日変化し約29.5日周期で同じ形となっており、この変化の周期をもとに暦を決めたものである。歴史的に見ればもともと太陰暦を採用していた地域のほうが多かったのであり、現代でも太陽暦と太陰暦を併用している文化圏はある。月を基準に決めた暦というのは、漁師など自然を相手に仕事をする人々にとっては日付がそのまま有用な情報をもたらしてくれるものである。日本でも、明治5年までは太陽太陰暦を主として使用していた。明治5年に公的な制度を変えた段階でこれを「旧暦」と呼ぶようになったが、その後も長らく旧暦のカレンダーは販売され、両方を併用する人々は多かった。
日本語では暦を読むことを「月を読む」「ツキヨミ(ツクヨミ)」「月読」と言った。暦と言えば近代まで太陽太陰暦であったため、暦を読むとはすなわち月を読むことであった[6]
2016年9月の月の推移
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 04:49 18:01 新月 |
2 05:47 18:35 |
3 06:44 19:08 海王星が衝 |
||||
4 07:39 19:40 |
5 08:34 20:12 |
6 09:28 20:45 |
7 10:22 21:21 白露 |
8![]() 11:15 21:59 |
9 12:08 22:41 月と土星と火星が接近 上弦 |
10 13:00 23:27 |
11 13:51 --:-- |
12 14:39 00:18 |
13 15:25 01:14 |
14 16:09 02:14 |
15 16:51 03:17 中秋の名月 |
16 17:32 04:22 |
17 18:11 05:30 満月 |
18 18:52 06:39 |
19 19:33 07:48 はくちょう座χ星がピーク |
20 20:17 08:57 |
21 21:04 10:05 |
22 21:55 11:10 秋分 アルデバラン食 |
23 22:49 12:11 下弦 |
24 23:46 13:08 |
25 --:-- 13:58 |
26 00:44 14:44 |
27 01:43 15:25 |
28 02:42 16:02 |
29 03:39 16:36 |
30 04:36 17:09 |
赤字・・・月の出 青字・・・月の入り
上記の表を見ると月は必ずしも夜に見るものではないことがわかります。
確かに昼間に月を見たことがあります。
そして一ヶ月周期(29日、30日)で月は変化をしていきます。(一ヶ月とは月の周期を表す言葉だったのです。)
月は翌日からは50分ずつ遅く出るのです。
全然知りませんでした…
月は地球の周囲を東の方向に向かって29.5日で公転しています。大雑把に計算すると…
30日(1ヶ月)で一周(360°)1日で12°
地球上の一点で次の日の月の出を迎えるまでに月は12°東に移動しているのです。
つまり地球の自転で12°分遅くなるのです。
地球が360°を24時間で自転すると1°自転するのに4分
(24時間=1440分 1440÷360=4)
12°分東に移動した月が出てくるまでは
12°×4分=48分となります。(約50分)
9月15日は中秋の名月です。
月の初日(1日)は「朔日(ついたち、さくじつ)」と呼び、月の最終日(29日又は30日)は「晦日(みそか、つごもり)」と呼ぶ。「ついたち」とは「月立ち(つきたち)」、「つごもり」は「月隠り(つきこもり)」が音変化した語である。また、一年の最終月の最終日(29日又は30日)は、「大晦日(おおみそか、おおつごもり)」である。
昔の人々は月の周期の暦(即ち太陰暦)を用いてので、そこから生まれた言葉の数々が現代でも使用されています。
小学4年の理科では…
方位磁石を使って月の方角と時間経過による月の高さを観察します。一時間おきに観察するのですが忘れるためタイマーをかけて、ベランダから観察しました。最近は雲が多い日が続いていたため思うように観察ができませんでした。(言い訳)
細かいところまでは小学生ではやりません。月はなぜ昼間に見えるのか?30日周期でどのように形が変わっているのか?を調べるうちに細かいところまで調べることとなりました。(意外と知らないことが多く大変勉強になりました)
このアプリで本日の月の形を調べることができます。
月と言えば…お仕置きです。
ご視聴ありがとうございました。