「ねぇ… いくらなんでもアソコのドアノブ、交換の時期じゃないかしら?」
「…は、はい。 おっしゃる通りです…ただ、今は忙しくて、とてもそれどころじゃないん…」
「直ぐにして! これは最重要案件よ。万が一、ドアノブ内部が破損したら国民が「部屋から出られなくなる」わ!」
「…承知しました。 直ぐに実行します…」
「頼んだわよ…。矢口内閣官房副長官!」
キャーオーン!!グァグァーン!
このドアのドアノブですね、矢口内閣官房副長官…。 40年も使ってますから表面サビ、ガタツキも酷く…とっくに交換対象と言えますね。
そうだな…。 これは文科省の管轄かな?直ぐに担当者をよこしてくれ!
はい!
「ええっ?オレっすか?分かりましたよ。直ぐにやりますって…。」
こいつか… グラグラのガタガタだな。だい~ぶ酷いな。
バックセットが60ミリメートル…
ラッチカバーが55ミリメートルだな。
「副長官!ホームセンターの見切り処分品を購入してきました!」
「あ~っ! だけど、箱が破れてまして なにかしら部品数が足りない感じがしておりまーす!」
そ、そうか… まぁ~安い事はなによりだからな。よし、後は任せたぞ!
楽勝ですよ!先ずはマイナスドライバーでイモネジ緩めて~
反時計回りにノブを回せば~
ドアノブちゃんは、取れちゃったよぉ~!
カバーは、インパクトドライバーでガガガッ!!ってビスを緩めれば簡単に~
あれ? ありゃりゃ…? おお~っと…マズイなこりゃ… ビスがバカになっちゃったよ~!
「何? どうした?どうした!? ビスの頭を舐めちゃったの?」
「どうすんだよ!」
「わぁ~面倒くさ~い!!」
白井大工さんを呼んで下さい。彼なら容易くこの事案をクリア出来ます。
白井大工「はい、は~い参ったね!この舐めちゃったネジ外すの?」
ガン!ガン!ガン!ガン!
って、もういい感じ。この特殊な先端が舐めたビスの頭に新しいミゾを切っちゃうんだよね~!
で、インパクトドライバーに付け替えて
ガガガッ!!って…ほら、簡単に取れちゃった~❤
庵野監督「ちょ、ちょっと! 白井大工さんって、誰だよ?」
「え…? こ、このブログの管理人みたいですが…」
庵野監督「ダ~メだよ、勝手に話作っちゃ~!!これじゃ大工さんのお話になっちゃうじゃん!これはゴジラなの!!ちゃんと台本通りやってよ、みんな~!」
そんな事言ったって…このブログがそもそもデタラメな事ぐらい…
「矢口!それ以上言うな!! みんな分かってる話なんだから…」
すみません…、そうでしたね。
「とにかく 今はドアノブの交換だ。ゴジラはその後だ。」
はい…!
ラッチを外します~❤四角の穴にドライバーとか入れて手前に引くと外れるよね~(´Д`)!
そしたら、新しい「ラッチ」を挿入します!
あらっ…? 元のラッチより、ほんのちよっと大きかったのね?掘り込んだ所に入らない~!
鑿(のみ)を使って、ほんのちよっと大きく掘り直しますщ(゜▽゜щ)!
完璧!よしっ!
レバーハンドルもドアに取り付けます…
「あれ…?ビスが付属してるハズなのに入って無いですね…。 ハハッ!だから特価だったんですね…」
白井大工さんに貰おうっと…
これでいいかな?
キュキュキュ~って、ソッとビスを締めたら
もう、出来た❤ やった~!
試しにドア閉めてみるよ~!
スウ~ ……(無音)
あれれ…? 「カチャン」っていわない…?なんで?
「ドアのラッチがドア枠のストライクとずれてるのよ。ストライクの位置を直さなきゃ。」
あ……そっか…
ストライクを外して
ほんの少し、ストライクを枠の外側に移動させる為に
鑿(のみ)で掘り込みを直します。
ストライクを取り付けてあったビスの穴を、つまようじで埋めて ビスが新しい位置に締められる様にしておきます。(もちろん、出っ張ってる分はちぎってしまいます)
ストライクをほんの僅か外側に移動付け替えたら~
スウ~ 「カチャン!」
やった!ちゃんと閉まったよ!こうでなくっちゃ~!!
その頃…東京湾では
ズズーン!ズズーン!「キャオーン!グァグァーン!!」
「うわー 逃げろーっ!!」
「キャー!」
クソどもが… オレと「ドアノブ交換」どっちが緊急の案件だって?
日本死ねや~!!
「キャー!」
「誰か~!」
ドドーン…バキバキ…
※使用画像 映画「シンゴジラ」より、お借り致しましたm(__)m。(このブログが、自分でドアノブを交換したい素人さんの、少しでもお役に立てれば本望でございます。)
おしまい