すっきりしない景気情勢のなか、アベノミクスの届きにくい地方経済は疲弊が着実に進んでいる。今後の倒産動向を考えたとき、カギをにぎるポイントの一つが地方の金融機関の動向だ。意外に知られていないのが金融機関の金利の差。そこには地域が抱える問題などが透けてみえる。
■地域ごとの事情を反映
帝国データバンクでは財務データベース「ＣＯＳＭＯＳ１」を使い、47都道府県別の借入平均金利（支払い利息有利子負債、社債…
2016年9月12日（月）
すっきりしない景気情勢のなか、アベノミクスの届きにくい地方経済は疲弊が着実に進んでいる。今後の倒産動向を考えたとき、カギをにぎるポイントの一つが地方の金融機関の動向だ。意外に知られていないのが金融機関の金利の差。そこには地域が抱える問題などが透けてみえる。
■地域ごとの事情を反映
帝国データバンクでは財務データベース「ＣＯＳＭＯＳ１」を使い、47都道府県別の借入平均金利（支払い利息有利子負債、社債…
藤森徹、金融機関、金利、帝国データバンク、沖縄海邦銀行、沖縄銀行、金利差、琉球銀行、アベノミクス、香川銀行、百十四銀行、沖縄、香川、秋田銀行、秋田信用金庫、羽後信用金庫、北都銀行、加ト吉、テーブルマーク、日本たばこ産業、中国銀行、鹿児島銀行、穴吹工務店、西京銀行
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
すっきりしない景気情勢のなか、アベノミクスの届きにくい地方経済は疲弊が着実に進んでいる。今後の倒産動向を考えたとき、カギをにぎるポイントの一つが地方の金融機関の動向だ。意外に知られていないのが金融機…続き （9/7）
減少が続いてきた企業倒産は潮目を迎えつつある。建設業などでは変化の兆しがあらわになってきた。倒産の最前線の動向について、信用調査マンがじっくり語り合った。…続き （8/17）
地方経済の衰退が予想を上回るペースで進んでいる。手堅いと思われた会社が人口減少、需要の縮小などに耐えきれなくなり事業をたたむケースが目立つ。しかし、老舗紙問屋、加賀屋（長野県諏訪市）の場合はこうした…続き （8/3）