<韓進海運法定管理>韓国経済副総理、元韓進海運会長の責任論提起

<韓進海運法定管理>韓国経済副総理、元韓進海運会長の責任論提起

2016年09月09日09時51分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  8日に開かれた「造船・海運産業の構造調整連席聴聞会」では崔恩瑛(チェ・ウンギョン)〔元韓進(ハンジン)海運会長〕裕秀(ユス)ホールディングス会長の責任論が提起された。

  韓進海運の不良事態に責任を負うべき崔会長が、子会社で莫大な利益だけを得たという指摘について柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相兼企画財政部長官は「今からでも責任を負うべき部分については各自が応分の責任を負わなければならない」と話した。

  政府当局者が、崔会長も責任を負うべきだという声を公開的に出したのは初めてだ。

  柳副首相は韓進海運と現代(ヒョンデ)商船のうち1つだけを再生させようとあらかじめ構造調整の方向を設定していたのかという質問には「可能ならば2社ともに再生するのが良いという観点だった。あらかじめ決めたものはない」と否定した。大統領は韓進海運事態が経済に及ぼす影響を認識しているのかという質問には「そのように思われる」と答えた。

  この席で任鍾竜(イム・ジョンリョン)金融委員長は、韓進海運が物流対策の樹立に協力していなかったという点を何度も指摘した。任委員長は「物流対応策の用意のために何度も韓進海運に運航計画と荷主情報を要求したが全て拒否された」として「嘆かわしいことであり、このような企業の不道徳は必ず指摘しなければならない」と話した。これに対して韓進海運は「海水部と債権団の情報要請にほとんど協力した。運送情報の資料要請は受けたことがない」という釈明を出した。
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