2016.9.11 08:00

【エモやんの舌好調】広島は1、2番が仕事をした それにしても他チームがだらしない

【エモやんの舌好調】

広島は1、2番が仕事をした それにしても他チームがだらしない

 (セ・リーグ、巨人4-6広島、22回戦、11勝11敗、10日、東京D)広島の強みは、打撃20傑に5人も入っていることでわかる。田中と菊池の1、2番など、レギュラーがしっかり仕事をした証拠。コロコロと上位打線が変わる他チームとは大きく違う。レギュラーが休むと、代わった者が遜色なく働く。選手層も厚かった。

 センターラインの強固な守備も、見逃せない。他チームより、年間50個くらい多くアウトを奪っている。だから、投手陣も思い切って打者に立ち向かえる。ピッチングが汲々としないわけだ。

 それにしたって、他チームはだらしない。広島を引きずり下ろそうという気概が、伝わってこなかった。25年ぶりだからしかたないか…。そんな空気さえ感じられた。「まれにみるスピード優勝」は、「まれにみるつまらないペナントレース」と同義語よ。(サンケイスポーツ専属評論家)

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