日米政府高官 速やかに北朝鮮への制裁強化を
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北朝鮮による核実験と弾道ミサイルの発射を受けて、日米の政府高官が外務省で会談し、北朝鮮に対する最大限の強い制裁措置が必要だという認識で一致し、韓国も含めた3か国で緊密に連携して、独自の制裁措置も含め、対応を強化していくことを確認しました。
外務省の金杉アジア大洋州局長とアメリカ国務省で北朝鮮問題を担当するソン・キム特別代表が、11日昼前、外務省で会談し、核実験と弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮への対応を協議しました。
この中で、両氏は、北朝鮮が5回目の核実験を行ったことは断じて容認できず、北朝鮮に対する最大限の強い制裁措置が必要だという認識で一致し、日本、アメリカに韓国を加えた3か国で緊密に連携して、独自の制裁措置も含め、対応を強化していくことを確認しました。そのうえで、両氏は、ことし3月に国連安全保障理事会で採択した決議に違反して北朝鮮が核実験を強行したとして、新たな制裁措置を盛り込んだ厳しい内容の決議を求めるとともに、中国に対して北朝鮮に影響力を行使するよう働きかけを強めていく方針で一致しました。
ソン・キム特別代表は、今後、韓国を訪問することにしていて、一連の訪問を通じて、北朝鮮のさらなる挑発行動を阻止するため、日米韓3か国の連携を確認したい考えです。
この中で、両氏は、北朝鮮が5回目の核実験を行ったことは断じて容認できず、北朝鮮に対する最大限の強い制裁措置が必要だという認識で一致し、日本、アメリカに韓国を加えた3か国で緊密に連携して、独自の制裁措置も含め、対応を強化していくことを確認しました。そのうえで、両氏は、ことし3月に国連安全保障理事会で採択した決議に違反して北朝鮮が核実験を強行したとして、新たな制裁措置を盛り込んだ厳しい内容の決議を求めるとともに、中国に対して北朝鮮に影響力を行使するよう働きかけを強めていく方針で一致しました。
ソン・キム特別代表は、今後、韓国を訪問することにしていて、一連の訪問を通じて、北朝鮮のさらなる挑発行動を阻止するため、日米韓3か国の連携を確認したい考えです。
特別代表「最も強力な対応をできるだけ早く」
アメリカ国務省で北朝鮮問題を担当するソン・キム特別代表は外務省で金杉アジア太平洋州局長との会談のあと、報道陣の取材に対し、「北朝鮮の挑発的で危険な行動、それに、国連安全保障理事会の決議に違反する行動により、地域が脅威にさらされている」と述べ、北朝鮮を強く非難しました。そして、「安保理には、北朝鮮に対して最も強力な対応をできるだけ早く行う責任がある。安保理での行動に加えて、日米韓の3か国でそれぞれ独自の制裁や3か国が協力して実行できる制裁についても検討したい」と述べました。
さらに、中国に対しては、「これまでの安保理の制裁決議を着実に実行するように、日本と協力して働きかけていく」と述べ、北朝鮮に対する影響力を行使するよう促す立場を示しました。
さらに、中国に対しては、「これまでの安保理の制裁決議を着実に実行するように、日本と協力して働きかけていく」と述べ、北朝鮮に対する影響力を行使するよう促す立場を示しました。