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最終更新:2016年9月11日(日) 21時29分

日米政府高官、追加制裁含む安保理決議に向け連携

 北朝鮮による核実験の強行を受けて日米の政府高官が会談し、北朝鮮に対する追加の制裁を含む新たな国連安保理決議の採択に向けて緊密に連携することで一致しました。

 外務省の金杉アジア大洋州局長とアメリカ国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表は11日午前、外務省で会談。北朝鮮への追加の制裁措置を含む新たな安保理決議の採択や独自の制裁に向けて日米韓で協力し、断固とした対応をとることで一致しました。

 「日本独自の制裁もしっかり行うように、総理からその準備をするように、私のもとに指示があった」(菅義偉官房長官)

 一方、菅官房長官は安倍総理大臣から日本のさらなる独自制裁の準備を指示されたことを明らかにしました。また、日米韓の連携とともに中国やロシアにも働きかけ、国連で北朝鮮に制裁決議を科すべく全力で取り組んでいると強調しました。(11日16:20)

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