もっと早く買っておけばよかったと思った一つ。
私のインターネット環境。
- デスクトップ NEC MATE MA-7 win7→10 SSD換装
- chromebook ASUS C200
- スマホ ASUS Zenfone5 → 来月早々iPhone7
これらを自宅ではNTTのフレッツ隼マンションタイプからNECのルーターにつないでたんですよ。Wi-Fiってホント便利よね。
NECのルーター「PA-WF1200HP2」を買ってきた。(スピードテストあり) - あれこれやそれこれ
ただ1人の邪魔者を除いて。
それはデスクトップのパソコン。無線LANではないのでLANケーブルを繋いでネットしてたんですよ。これが面倒臭い上に寝ぼけて足を引っ掛けること数えきれず。「思い切ってパソコン買い換えちゃうか」といくら考えたことか。
でもねぇ、今回ついにiPhone買っちゃったんですよ。SIMフリーの。ちょっと迷ったので昨日申し込んだら10月に入っちゃうみたい。まあ初めてのiPhoneだし、発売日からのレビューを見ながらゆっくり設定させていただこうとしましょうかね。
そういうこともあって出費は抑えたい、でも有線を無線LANにしたいなぁと思っていたらUSBに接続して無線LAN化するアンテナみたいなのを売ってるのね。ホントはAmazonとかで安いのをポチりたいけど、よくわからないものはちょっと手で触れてみたい。匂いを嗅いでみたい、口に入れて安全か確かめてみたい。
ということで今日買い物にでかけた時にケーズデンキがあったので立ち寄り。そのまま購入したので買うまでの道のりとレビューを。
家電量販店でいろいろ眺めてみた
売り場に行くといろんなタイプが売ってたのでいろいろと迷う。
- USBメモリーのような小さなもの
- USBにアンテナの棒がくっついてていかにもアンテナっぽいもの
- 11acが使えるもの、使えないもの
- 速度の早いもの、それほどでないもの
- 値段は2000円くらいから6000円くらいまで
自宅の条件を考えてみました。
- 3LDK、PCを使うのもルーターがあるのもリビング
- デスクトップは買い換える可能性あり
- 親機ルーター「NEC PA-WF1200HP2」は11ac(5GHz)対応
そういう目で陳列されている商品を眺めていると少しづつ商品が絞られていきます。
- リビングにルーターもPCも置いてあるので、障害物などもそれほどないからアンテナのような立派なものでなくてもいいかな。
- デスクトップPCはいずれ買い換える可能性があるし、現状のPCに合わせるよりも次のPCでも使えるような仕様のものを選んだほうが良さそう。とくに現行のものはUSB2.0だけど、次ならUSB3.0になることを考慮しておこう。
- せっかくルーターが5GHzに対応しているならそれは使いたい。
Wi-Fi?11ac?5GHz?ってなんだ??
ところで11acとか5GHzとかよくわからない、という人のために説明を。そもそもWi-Fiってなんなん、というところから話をはじめましょうか。
パソコンやテレビ、スマホやゲームなどネットワーク接続する通信機器を無線でLAN(ローカルエリアネットワーク)に接続する技術を「Wi-Fi」といいます。
最初はいろんなメーカーがいろんな機種でWi-Fiを取り入れ始めたので、仕様が違うため接続できなかったり、干渉してしまって動かなくなることが出てきたため、規格を統一しようじゃないかということになり、アメリカに1999年、Wireless Ethernet Compatibility Alliance (WECA)という団体が出来ます。そしてWi-Fiというものの知名度が上がってきたことから2002年10月にWi-Fi Allianceに改名し、翌年から国際標準規格のIEEE 802.11規格の認定を行うようになりました。
先ほどの11acというのはそのIEEE 802.11規格の中の一つなんです。年代とともに通信速度がどんどん高速化していくのがわかります。
- IEEE 802.11a(1999年)5GHz帯を使用し、最大リンク速度54Mbps
- IEEE 802.11b(1999年)2.4GHz帯を使用し、最大リンク速度11Mbps
- IEEE 802.11g(2003年)2.4GHz帯を使用し、最大リンク速度54Mbps
- IEEE 802.11n(2009年)2.4GHz帯および5GHz帯を使用し、最大リンク速度600Mbps
- IEEE 802.11ac(2014年)5GHz帯を使用し、最大リンク速度6.9Gbps←これ
現在一般家庭に普及している最高速の規格が11acというわけです。ここで出てくる5GHzと2.4GHzというのは電波の帯域なのですが、これらの違いはELECOMさんのホームページにうまくまとめてあったので是非。
2.4GHz帯域の特徴
<長所>
・壁や床などの障害物に強く、電波が遠くまで届きやすい。
・各Wi-Fi端末が対応している。<短所>
・色々な製品で使用されている無線帯域なので、混雑や不安定 になりやすいです。
(アパート、マンション等だと他の部屋からの電波の影響を受ける事もあります)5GHz帯域の特徴
<短所>
・2.4GHzと比較して壁や床などの障害物に弱く、通信距離が長くなると電波が弱くなります。
・旧世代のWi-Fi端末の場合、5GHzに対応していない場合があります。<長所>
・基本的にルーター以外で使用されない帯域なので、非常に繋がりやすく安定 しています。
・2.4GHzと比較してより、高速な通信 が可能です。
この辺りを考慮して機器を選ぶといいんだなと思います。
消去法で商品を選んでみた
これらをいろいろ考えて商品を手に取ります。まず左手に第一候補を握り、右に第二候補を握ります。2つの商品を見比べながら買おうと判断したものを左手に持ち替えて次の製品を見比べていく方式をとっています(笑)妻、イライラw
- アンテナタイプは大きいしいらない
- USBメモリーのような小さなものがいい
- 11acを採用していないものはいらない
- 簡単に接続できそうなもの、アフターフォローが良さそうなものを選ぶ
で、最後まで残ったのが購入した WDC-867SU3SBKだったというわけです。
買ってから接続するまでの順番はこんな感じ
- CDもしくはオンラインでドライバをインストールする
- 本体をPCに接続する
- 勝手にセットアップが始まる
- セットアップが完了するとタスクトレイに電波マークがでる
- SSIDとパスワードを入れる
- 接続♪
非常に簡単でした、が!説明書にかかれていることと違ったのはPCがWindows10だったからかもしれません。でも今なんの問題もなく使えてきます。
速度を測ってみた
以前ルーターを買った時にはかった有線の速度のデータが残ってたのでこれとの比較になります。
これが前回の有線でつないでいた時の速度
これが今はかった無線LANのもの。
んだよ、意外と善戦してるじゃない。これなら全然使用でもOKであります。
ただ、さっき気付きましたがこの子機、5GHzしか送受信できません。2.4GHzと切り換えて使うというような使い方が出来ないようなので、部屋を移動したり障害物が多かったりするような「2.4GHzが得意な所」では速度が低下する可能性があるので購入を検討している方はご注意ください!
追伸
ナフコで低い座椅子を購入、これは楽ちんで最高~