公明 山口代表 カストロ議長宛ての総理の親書手渡す

公明 山口代表 カストロ議長宛ての総理の親書手渡す
キューバを訪れている公明党の山口代表は、日本時間の7日未明、キューバ国家評議会ナンバー2のディアスカネル第1副議長と会談し、ラウル・カストロ国家評議会議長らに宛てた安倍総理大臣の親書を手渡しました。
この中で、ディアスカネル第1副議長は、「キューバでは今、外国からの投資が増えており、日本にも参加してほしい。観光や再生可能エネルギーなど、日本が協力できる分野は非常に多い」と述べました。
これに対して山口代表は、「両国の経済関係の発展には大きな可能性がある。日本の企業がキューバに進出できるよう、ビジネス環境の改善や投資協定の締結も検討してほしい」と述べ、両国の経済関係を強化する方針で一致しました。
また、会談で山口氏は、今月下旬のキューバ訪問を検討している安倍総理大臣から預かった、ラウル・カストロ国家評議会議長と、兄で1959年のキューバ革命を主導したフィデル・カストロ前議長宛ての親書を手渡しました。
会談後、山口氏は記者団に対し、安倍総理大臣のキューバ訪問について、「要人の往来が集中しているこのタイミングでの実現が望ましい。キューバ側が強く望んでいることもわかったので、安倍総理大臣に報告し、訪問の機会を整えたい」と述べました。