オバマ大統領 任期中にTPPの議会承認目指す決意
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中国の杭州で行われたG20サミットの閉幕を受けて、アメリカのオバマ大統領は記者会見し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定について、国内に反対があっても自由貿易を進めることで、成長につながるとして、来年1月までのみずからの任期中にアメリカ議会の承認を目指す考えを改めて示しました。
オバマ大統領は、今回で最後となるG20サミットの閉幕を受けて記者会見し、「労働者や企業活動にとっての公平性を確保しながら、貿易によって互いに利益を得る方法について議論した」と述べて、世界経済の成長に向けた自由貿易の重要性について各国と確認できたという認識を示してサミットの成果を強調しました。
そして、TPP=環太平洋パートナーシップ協定について、「日本の安倍総理大臣は、市場を開くという難しい決断をして、グローバルな市場で、競争力をつける道筋を示した」と述べ、国内世論の反対があっても自由貿易を進めることが成長につながるという考えを強調しました。そのうえで、アメリカ国内でも、11月に行われる大統領選挙で、民主・共和の両候補がTPPに反対の姿勢を示すなど、保護主義的な貿易政策を支持する動きがあることを踏まえ、「過去の自由貿易協定もアメリカの議会で承認を得るのは、決して簡単ではなかったが、最終的には承認された」と述べ、TPPについてみずからの任期中に議会の承認を目指す考えを改めて示しました。
そして、TPP=環太平洋パートナーシップ協定について、「日本の安倍総理大臣は、市場を開くという難しい決断をして、グローバルな市場で、競争力をつける道筋を示した」と述べ、国内世論の反対があっても自由貿易を進めることが成長につながるという考えを強調しました。そのうえで、アメリカ国内でも、11月に行われる大統領選挙で、民主・共和の両候補がTPPに反対の姿勢を示すなど、保護主義的な貿易政策を支持する動きがあることを踏まえ、「過去の自由貿易協定もアメリカの議会で承認を得るのは、決して簡単ではなかったが、最終的には承認された」と述べ、TPPについてみずからの任期中に議会の承認を目指す考えを改めて示しました。