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 大分県別府市で労組「連合大分」の支部などが入る建物の敷地に県警別府署員がビデオカメラを設置した問題で、連合大分は10日、県警から質問状の回答があったと発表した。県警は、誰でも承諾なく撮影されない自由があり、人権尊重への留意を指導してきたとする一方で、今回は「配慮が全くなされていなかった」とした。

 連合大分は8月、プライバシー侵害に対する見解などをただす質問状を県警に提出していた。