稲田防衛相、米韓と連携強調
稲田朋美防衛相は7日、北朝鮮による弾道ミサイル発射や核実験に対し、「いずれも(国連)安保理決議に違反する暴挙で、断じて許せない」と非難した。その上で、日米同盟の強化や、韓国との情報共有を担保する軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の早期締結の必要性を強調。「韓国とは共通の利益を有している。韓国との関係を緊密にしないといけない」と述べた。長崎県佐世保市で記者団に語った。
稲田氏は同日、同市の海上自衛隊や陸上自衛隊の基地を訪れ、弾道ミサイル防衛(BMD)対応のイージス艦や、来年度に新設され、島しょ防衛や奪還任務にあたる水陸機動団の準備状況を視察した。【村尾哲】