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【首都スポ】

関東大学サッカー 東京国際大、後半戦開幕奪首 町田 2部2ケタ得点一番乗り

2016年9月11日 紙面から

先制点を決め、喜ぶ東京国際大の町田=埼玉県坂戸市の東京国際大坂戸キャンパスで(関陽一郎撮影)

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◇2部第12節 東京国際大1−0拓大

 第90回関東大学サッカーリーグ戦(東京中日スポーツ後援)は10日に再開し、各地で2部の第12節6試合が行われた。6月の第11節終了時で2位だった東京国際大は1−0で拓大を下し、明学大に1−2で敗れた中大に代わって首位に浮上した。東京国際大はFW町田ブライト(2年・成立学園)が得点し、今季2部2桁得点一番乗り。3位東洋大は、8月の総理大臣杯全日本大学トーナメントに出場した関東学院大に2−0で快勝した。1部6試合は11日に行われる。

◆得点王はおまけ

 「ブラ、ブラ、ブライト!」。その名の通り、東京国際大のエースストライカーが輝いた。2年生FW町田だ。前半23分、右サイドから攻め上がったDF古川雅人(3年・佐賀東)のクロスボールをペナルティーエリア内で待ち構え、右足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。

 今季目標の20点のちょうど半分、今季の2部で2桁得点一番乗りの10点目。得点王争いトップを走る背番号「9」は「1部昇格のことしか考えていません。(目標の)20点はチームのためです。得点王はそのおまけになればいいです」と穏やかに言った。

 同じ時間帯で試合をしていた中大が敗れ、第10節以来の首位に返り咲いた。この日、好セーブを見せ、完封勝ちに貢献したGK伊原清也(3年・聖和学園)は言う。「最後は自分が止めて、盛り上げていかないといけないと思っていました。順位に関係なく、チャレンジャーの意識でやっています」。浮かれず、騒がず、地に足を付け、残り10試合を戦い抜く。

 町田も先輩と同じ思いだ。「首位に立った、とは思っていません。攻撃のパターンを探していかないと苦しくなります。(個人的には)1人でも打開し、少し強引でもシュートで終わるようにしたいです」。東京国際大が3年ぶりの1部復帰へ、最高のスタートを切った。 (関陽一郎)

    ◇

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