マラソンランナー115人がハチに刺される 岐阜

11日午前、岐阜県飛騨市で開かれていたマラソン大会で、115人のランナーがハチに刺され、このうち8人が病院で手当てを受けました。いずれも症状は軽いということです。
11日午前10時すぎ、飛騨市神岡町で開かれていたマラソン大会で、ランナーがハチに刺されたと大会の本部に連絡がありました。飛騨市によりますと、刺されたのは男女115人のランナーに上り、大会本部に待機していた救急隊員が確認したところ、いずれも症状は軽く、このうち8人が自分で病院に行って手当てを受けました。

飛騨市によりますと、ハーフマラソンのコースの折り返し地点に近い橋の下にキイロスズメバチと見られるハチの巣が確認され、ランナーたちの走る振動で、ハチが飛び出して刺したと見られるということです。このマラソン大会は、17年前から地元の有志が開いていて、標高1000メートル前後の、高低差200メートル近いコースを走るハーフマラソンの部門には、高校生以上の697人が出場していました。