【広島】緒方監督7度舞う!25年ぶりセ・リーグ優勝!!
2016年9月10日21時56分 スポーツ報知
◆巨人4―6広島(10日・東京ドーム)
緒方監督が7度舞った。
広島が25年ぶり、悲願のセ・リーグ優勝を果たした。
2位・巨人と敵地で対戦し、今季42度目の逆転で6-4で勝った。
マジック1で迎えた東京ドームのマウンドには満を持して黒田が立った。初回に坂本に2ランを許す立ち上がりとなったが、2回からは失点を許さなかった。4回表、鈴木と松山が2者連続アーチを放った直後に巨人・マイコラスから安部が死球を受けると、ベンチ前でキャッチボールしていた黒田は激怒。マイコラスへ近づこうとして周囲に止められる場面もあった。
打線では今季大ブレイクした鈴木が爆発。4回に松山と2者連続アーチを放つと、5回には2打席連続26号2ラン。5-2と突き放した。
黒田、今村、ジャクソンとつなぎ、6-4で迎えた9回のマウンドには守護神の中崎。片岡、重信から連続三振を奪って2アウト。続く長野に左前安打を許したが、亀井を遊ゴロにしとめ、歓喜の瞬間を迎えた。
41年前の1975年。広島が初優勝を果たした試合も敵地での巨人戦。当時は後楽園球場だった。外野席からなだれこんできた赤ヘルファンが、山本浩を胴上げした。因縁深い球場で新たな赤ヘル伝説が誕生した。