G7 保健分野の閣僚会合開幕 保健・医療水準向上を
k10010681241_201609111805_201609111807.mp4
G7=主要7か国の保健分野の担当閣僚らが集まる会合が、神戸市で開幕し、議長を務める塩崎厚生労働大臣は「すべての人の健康増進に貢献したい」として、国際的な保健や医療水準の向上に向けて活発な議論が行われることに期待を示しました。
G7保健相会合は11日、神戸市で開幕し、各国の保健分野を担当する閣僚らが出席して、2日間にわたる議論が始まりました。議長を務める塩崎厚生労働大臣は、冒頭、「誰1人として取り残すことがないよう、すべての人の健康増進に貢献できる議論ができることを期待している。各国の総力によって、より平和で、健康的な世界の実現につなげていきたい」と述べ、国際的な保健や医療水準の向上に向けて活発な議論が行われることに期待を示しました。
今回の会合では、西アフリカで過去最悪の規模でエボラ出血熱の感染が拡大した教訓を踏まえて、感染症の拡大を阻止するため、WHO=世界保健機関などとの連携を強化することや、抗生物質などの薬が効かなくなる「薬剤耐性」への対策などが焦点となっています。12日は、国際社会で高齢化の進行が課題となるなか、誰もが、負担可能な費用で必要な医療や保健サービスを受けることができるシステムの構築に向けて、G7各国や関係機関が連携して取り組むことを確認し、議論の成果を取りまとめることにしています。
今回の会合では、西アフリカで過去最悪の規模でエボラ出血熱の感染が拡大した教訓を踏まえて、感染症の拡大を阻止するため、WHO=世界保健機関などとの連携を強化することや、抗生物質などの薬が効かなくなる「薬剤耐性」への対策などが焦点となっています。12日は、国際社会で高齢化の進行が課題となるなか、誰もが、負担可能な費用で必要な医療や保健サービスを受けることができるシステムの構築に向けて、G7各国や関係機関が連携して取り組むことを確認し、議論の成果を取りまとめることにしています。