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東海豪雨16年 犠牲者に祈り
09月11日 12時23分
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死者10人などの被害が出た東海豪雨から11日で16年です。
近くの川が氾濫して大きな被害が出た名古屋市西区では、地元の人たちが黙とうをささげ亡くなった人たちの冥福を祈りました。
平成12年の東海豪雨は名古屋市で9月11日と12日の2日間に観測史上最大の567ミリの大雨が降り、愛知、岐阜、三重、静岡の4県で10人が亡くなり、約7万棟の住宅が浸水しました。
近くを流れる新川が氾濫した名古屋市西区のあし原地区では11日午前6時ごろに決壊した堤防の近くの公園に地元の人たち約30人が集まりました。
はじめに、「9.11」と並べられたろうそくに火を灯したあと、全員で黙とうをささげました。
そして、当時、堤防の近くで花を咲かせて被災した人たちを勇気づけたスイセンの球根約150個を植えました。
「東海豪雨を語り継ぐ会」の石田音人代表は「東海豪雨を風化させないよう語り継ぐことが大切だ。
当時の支援に恩返しするため、東北や北海道の豪雨で被害に遭った方々の支援をしていきたい」と話していました。
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