セント・フォース事務所所属となった元SKE48の柴田阿弥が意気込みを書いた色紙=5日、東京都渋谷区 【拡大】
目力の強いキュートなルックスと握手対応の良さで人気を集め、トークのうまさも光っていた“あやちゃん”こと柴田。注目された進路は、あっと驚くアナウンサーだった。
先月いっぱいで6年間在籍したSKEを卒業し、今月からセント・フォースに所属。SKE卒業生初のフリーアナとなった。サンケイスポーツの取材に「ソロで活躍して、再来年のSKE結成10周年に“ドヤ顔”で帰ることが夢。1日も早く事務所の戦力になれるように頑張ります」と意気込んだ。
SKEに入った当初は無名だったが、地道なファンサービスが実を結び、2013年の選抜総選挙で前年圏外から17位に大躍進。14年以降は2年連続で選抜入りし、人気メンバーの地位を築いた。
ただ、初めて選抜に入った2年前から卒業を意識していたといい、「やりたいことを突き詰めたとき、アナウンサーの仕事がしたかった」と振り返る。親族に元アナウンサーがおり、幼いころに憧れた職業だった。卒業を考え始めたころ、偶然テレビの企画で温泉リポートに挑戦したことも思いを強くした。
フリーアナの初仕事は今後決まるが、夢は朝の情報番組に出演して「朝の顔」と呼ばれるようになること。「憧れはスポーツ担当。プロ野球のキャンプ取材に行ってみたいです」とはにかんだ。