15年ぶりにコントを披露した山本圭壱(左)と加藤浩次。極楽とんぼ完全復活へ大きく前進した=仙台市【拡大】
赤ヘル軍団が優勝した記念すべき日に、極楽も復活だ!
お笑いコンビ、極楽とんぼの山本圭壱(48)と加藤浩次(47)が10日、仙台市シルバーセンターで復活ライブツアーの初日公演を行い、10年ぶりに活動を本格的に再開させた。
3日に予定していた札幌公演が台風10号の影響で延期になったため、この日が初日に。再出発の舞台は、2006年に淫行事件で謹慎処分を受け、昨年1月に活動を再開させた山本が頭を下げた状態でスタートした。
ざんげの言葉を続けた後、「もう一度浩次とやらせてほしい! その思いが通じたのか、ここに帰ってくることができました」と謝罪すると、横から加藤が跳び蹴り。会場にはファンの笑いと拍手がこだました。
単独公演は15年ぶりで、この謝罪をネタにしたコントなどオール新作8本を披露。最後には山本が「長きにわたりどうも申し訳ありませんでした」と改めて謝罪。「少しずつ、また表に出られるように精進します!」と決意表明し、11月19、20日に東京・恵比寿ガーデンホールで追加公演を行うことも発表した。
終演後には、広島の優勝が決まり、広島市出身で“カープ芸人”で知られる山本は大感激。サンケイスポーツの取材に「とにかくおめでとうございます!」と喜び、「復活ライブと重なって、感慨深いものがあります。極楽もこのまま突き進んでいきたいですね」と気持ちを新たにしていた。