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2016-09-10
「BOSS GT-1 Guitar Effects Processor」!歴代最小のペダル型「GT」!PCからの操作やレコーディングも可能!
昨日お知らせした、BOSSの最新マルチエフェクターが早くも発売です!店頭には今月17日ごろに並ぶ予定のようですね。
この「BOSS GT-1 Guitar Effects Processor」は、コンパクトで携帯性にも優れたマルチエフェクターですね。型番にはBOSSマルチエフェクターフラッグシップシリーズにつけられる「GT」がついているとおり、GT-100
やGT-001
と同じサウンドクオリティ。つまりBOSSマルチ最高峰のクオリティとなっています。
BOSSのGTシリーズは、1996年にGT-5が発売されて以来、99年にGT-3、2001年にGT-6、2004年にGT-8、2005年にはラックのGT-Pro、2008年にGT-10、2012年にGT-100を発売、2014年にデスクトップタイプのGT-001
を発売しています。GT-ProとGT-001以外はフロアマウントマルチですが、どれも大型のスタイルでした。
それに対して、今回発売となったGT-1はフットスイッチ3つとエクスプレッションペダルのみのコンパクトな仕様。これまでならMEシリーズとして作られてきたサイズですね。
このサイズですが、エフェクトは108種類、メモリーは99ユーザープリセットと99ファクトリープリセットを内蔵し、32秒までのフレーズループも搭載します。
フットスイッチはコンパクトなプラスチックタイプで、LEDも搭載。で、この写真覚えているかもしれませんが、24時間オンライン楽器フェスを開催の告知でも出ていたペダルがこれ、ということですね。
駆動はアルカリ単3電池4本、またはDC9Vアダプターで駆動。消費電流は200mAとなっています。
入出力端子はインプット、AUX IN、ヘッドフォンアウト、ステレオアウト、およびリモートスイッチ端子。外部スイッチはFS-7などのラッチ/アンラッチスイッチを2つまで接続できるTRS(ステレオ)端子となっていて、ここには本体のエクスプレッションペダルに加え、2つ目のエクスプレッションペダルを接続することもできます。この外部コントロールにはさまざまなパラメータを割り当てることができます。
さらにUSB端子も搭載。BOSS TONE STUDIOによるPCからの操作や、USBオーディオインターフェイスとして使用してのラインレコーディングにも対応しています。
ギグバッグのポケットにも入るGTシリーズですね。
これは良さそうなマルチだと思います。
で、ここで考えるのが、BOSSの今後のマルチの方向性。今、マルチエフェクターはさらなるハイクオリティ化が進んでいます。
Axe-FxシリーズやKemper
、Line6 Helix
などの高級モデルが出てきていますね。
BOSSのフラッグシップ、GT-100は、これらの最新世代のモデルと比べると、一世代前のフラッグシップという感じがするのもまた事実だと思います。
GT-100の発売は2012年、しかしGT-100の中身は2008年発売のGT-10のブラッシュアップなので、事実上GT-10から革新的な進化は遂げていないと言うこともできるわけです。今回、その一世代前のフラッグシップクラスをコンパクトペダルとして手頃な価格で発売する、というのはとても素晴らしいことだと思います。
しかし、このGT-1を発売したということは、次はさらなるフラッグシップモデルが求められるようになってくることだと思います。BOSSが、次のフラッグシップをどのように考えているのか、それは今とても期待したいところだと思います。