G7保健分野の閣僚会合 きょう開幕

G7保健分野の閣僚会合 きょう開幕
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G7=主要7か国の保健分野の担当閣僚らが集まる会合が、11日、神戸市で開かれ、国際社会で高齢化の進行が課題となる中で、誰もが負担可能な費用で必要な医療や保健サービスを受けることができるシステムの構築に向けて、議論が交わされる見通しです。
G7保健相会合は、11日と12日の2日間にわたって神戸市で開かれ、日本からは塩崎厚生労働大臣が議長として出席します。
会合では、誰もが負担可能な費用で必要な医療や保健サービスを受けることができるシステムの構築に向け、国際社会の連携の在り方について議論が行われる見通しです。
また、西アフリカで過去最悪の規模でエボラ出血熱の感染が拡大した教訓を踏まえて、感染症の拡大を阻止するため、WHO=世界保健機関などとの連携を強化することや、ウイルスに抗生物質などの薬が効かなくなる「薬剤耐性」への対策についても意見が交わされます。
会合は、11日午後に開幕し、12日に議論の成果を盛り込んだ「神戸コミュニケ」を採択することにしています。