NNNドキュメント「3・11からの夢 ~よそ者の私ができること~」
2016年9月11日(日) 25時00分~25時30分 の放送内容
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最終更新日:2016年9月9日(金) 11時30分
番組詳細説明(内容)
【見どころ】
京都の出版社に勤める女性編集者・末永光(すえながひかり)(24)。東日本大震災の被災地を歩き30人の「夢」を綴った書籍『3.11からの夢』を2年がかりで完成させた。
“よそ者”であることに葛藤を抱える末永。しかし「夢を考えることは希望の宿題だね」という一人の被災者からの言葉に背中を押され、「夢」を集め続けた。東日本大震災から5年半。一人の若き編集者の迷いや涙、成長する姿を通して、「よそ者」と被災者の心の交流を描く。
【内容】
あなたの夢って何ですか。
何もかも奪いさられた、何もかも信じられなくなった、あの日以来リセットされた夢。でも5年かけてやっとできた夢がそこには確かにあった。
京都の出版社が作り上げた『3.11からの夢』。書籍が完成するまでの24歳の女性編集者に密着。取材の様子から夢を抱く人々の生活を描き、それぞれの夢を通して震災から5年半という月日を考える。今年2月の出版から半年後、それぞれの夢は動き出す。遠ざかる記憶、忘れたい記憶。3.11をはじまりに変えた人々の夢は優しく力強い。
京都の出版社に勤める編集者・末永光(すえながひかり)(24)。よそ者の私にできるのは震災後の夢を集めること。東日本大震災の被災地を歩き30人の夢を綴った書籍『3.11からの夢』を2年がかりで完成させた。「夢なんてない」被災者から、そう言われる日が1年続いた。被災地で夢を聞くことはタブーなのかもしれない。思うように進めない末永の背中を押したのは気仙沼のコロッケ屋のおばあちゃん(鈴木隆子さん71歳)の一言だった。
「寝る前にそれを考えると救われる、夢を考えることは希望の宿題だね」
“よそ者”だけどできることはある。嫌な記憶を思い出させるかもしれないけど、被災地で傷ついた人を少しでも救うことができ、その夢に触れた人が自分の生き方を見つめ直すきっかけにもなる。そう信じて末永は東北各地をまわり、夢を集め続けた。
宮城県山元町に住む小学4年生の佐藤禅介くん(10)。夢は発明家になること。もう二度と津波で人やペットが亡くならないために人型ロボットを開発して非常時には人々を助けたいと考えたからだ。夢を実現するためにこの夏休みは科学の勉強に励んでいる。
福島県相馬市に住む高見美香さん(33)の夢は福島で家族と幸せに暮らすこと。高校卒業後に上京し、結婚。横浜で生活をしていた彼女は、震災後、故郷に対して何もできない自分が情けなくて、泣いてばかりいた。しかし、里帰り出産のときに産婦人科医から「子どもの数が少なくなったこの町で出産することは最高の復興支援だよ」といわれ目が覚めた。原発の不安はもちろんあるが夫と1歳になる息子と福島に住む決意をした。
震災を体験していない被災地の“外”の人間が、どのように被災者を支援するかは簡単に答えの出る問題ではない。人生経験の少ない若き編集者の末永は、迷い、葛藤し、涙しながら、本を完成させた。ことし2月の出版から半年がたち、それぞれの夢が動き出している。末永は「被災地の支援に正解なんてないけど、よそ者にしかできない支援がある」と気づいた。一人の若き編集者の姿を通して、被災地と「よそ者」の心の交流と復興への歩みを描く。
京都の出版社に勤める末永光(24)。東日本大震災の被災地を歩き30人の夢を綴った「3.11からの夢」を出版。被災地と「よそ者」の心の交流を描く。
出演者
- ナレーター
- 林マオ
番組内容
京都の出版社に勤める末永光(24)。東日本大震災の被災地を歩き30人の夢を綴った書籍『3.11からの夢』を2月に出版した。震災を体験していない被災地の“外”の人間が、どのように被災者を支援するか。人生経験の少ない若き編集者の末永は、迷い、葛藤し、涙を重ねながら2年がかりで本を完成させた。一人の若き編集者の姿を通して、被災地と「よそ者」の心の交流と復興への歩みを描く。
制作
読売テレビ
その他
- 属性情報?
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- ジャンル
- ドキュメンタリー/教養 - ドキュメンタリー全般 ニュース/報道 - 特集・ドキュメント
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