北朝鮮核実験 被爆地で怒りの声
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北朝鮮が核実験を行ったことに対する国内の反応をまとめました。
日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の坪井直代表委員(91)は、9日午前、広島市で記者会見し、「核実験を行ったのであるとすれば、被爆者として強い怒りを感じる。北朝鮮が国連安全保障理事会の決議などに違反することは非常に問題で、対処の方法は各国でよく考えないといけない」と述べました。
北朝鮮が核実験を行ったことについて全国の被爆者団体でつくる日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の田中煕巳事務局長は、「北朝鮮は核兵器を保有していることを誇示しているとしか思えない。戦前を知る私たちからすると、今の北朝鮮は非常に危険な状態にあり、とても心配だ。一刻も早く、6か国協議を再開し、国際社会で対応していくべきだ」と話しています。
北朝鮮が核実験を行ったことについて全国の被爆者団体でつくる日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の田中煕巳事務局長は、「北朝鮮は核兵器を保有していることを誇示しているとしか思えない。戦前を知る私たちからすると、今の北朝鮮は非常に危険な状態にあり、とても心配だ。一刻も早く、6か国協議を再開し、国際社会で対応していくべきだ」と話しています。
日本被団協
日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の坪井直代表委員(91)は、9日午前、広島市で記者会見し、「核実験を行ったのであるとすれば、被爆者として強い怒りを感じる。北朝鮮が国連安全保障理事会の決議などに違反することは非常に問題で、対処の方法は各国でよく考えないといけない」と述べました。
北朝鮮が核実験を行ったことについて全国の被爆者団体でつくる日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の田中煕巳事務局長は、「北朝鮮は核兵器を保有していることを誇示しているとしか思えない。戦前を知る私たちからすると、今の北朝鮮は非常に危険な状態にあり、とても心配だ。一刻も早く、6か国協議を再開し、国際社会で対応していくべきだ」と話しています。
北朝鮮が核実験を行ったことについて全国の被爆者団体でつくる日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の田中煕巳事務局長は、「北朝鮮は核兵器を保有していることを誇示しているとしか思えない。戦前を知る私たちからすると、今の北朝鮮は非常に危険な状態にあり、とても心配だ。一刻も早く、6か国協議を再開し、国際社会で対応していくべきだ」と話しています。
長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会
長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長はNHKの取材に対して「テレビのニュースで知ってまたか、と思った。前回の核実験との期間が短くなり製造能力も高まっているのではないか。私たちは被爆を経験し再び、あのような状況にならないよう運動してきたので悲しいです」と話しています。
被爆地では
北朝鮮が核実験を行ったことについて被爆地・広島で市民や観光客に話を聞きました。
原爆で母親と姉を亡くした広島市西区の80歳の男性は、「『またか』という思いで、憤るというより呆れている。もう2度と北朝鮮が核実験をしないよう国際社会が働きかけを強める必要がある」と話しました。
また、広島市中区の70代の男性は「北朝鮮は唯一の交渉の手段と思っているのかもしれないが決して許されることではなく、世界から非難されるべきだ」と話しました。
さらに秋田県から観光に訪れた20代の女性は「先日も北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本海に落下し、今度は核実験となるとさらに不安を感じる。なぜこんなことを北朝鮮がやり続けるのかわからない」と話していました。
北朝鮮が核実験を行ったことについて、被爆地・長崎市の平和公園で市民や観光客に話を聞きました。
長崎県時津町に住む81歳の男性は「腹立たしいばかりだ」と話していました。また、東京都か来た56歳の女性は、「北朝鮮は何をするのかわからないという心配がある。世界が平和を願っているのがわからないのではないか」と話していました。
北朝鮮が核実験を行ったことについて、長崎市の平和公園で核兵器廃絶を訴えるため座り込みを行っている被爆者からは抗議の声が上がりました。
長崎の被爆者などは、原爆の犠牲者の月命日にあたる毎月9日に長崎市の平和公園で座り込みをして核兵器の廃絶を訴えていて、9日は、およそ100人が参加しました。
北朝鮮が核実験を行ったことについて、長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長は、「核兵器の廃絶を願ってひたすら運動をしてきた。われわれは厳重に抗議しなければいけない」と訴えました。
また、被爆者の田中安次郎さん(74)は「世界を破壊に導くような核実験は許せません。言語道断で被爆者として怒りを持って抗議します」と話していました。
原爆で母親と姉を亡くした広島市西区の80歳の男性は、「『またか』という思いで、憤るというより呆れている。もう2度と北朝鮮が核実験をしないよう国際社会が働きかけを強める必要がある」と話しました。
また、広島市中区の70代の男性は「北朝鮮は唯一の交渉の手段と思っているのかもしれないが決して許されることではなく、世界から非難されるべきだ」と話しました。
さらに秋田県から観光に訪れた20代の女性は「先日も北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本海に落下し、今度は核実験となるとさらに不安を感じる。なぜこんなことを北朝鮮がやり続けるのかわからない」と話していました。
北朝鮮が核実験を行ったことについて、被爆地・長崎市の平和公園で市民や観光客に話を聞きました。
長崎県時津町に住む81歳の男性は「腹立たしいばかりだ」と話していました。また、東京都か来た56歳の女性は、「北朝鮮は何をするのかわからないという心配がある。世界が平和を願っているのがわからないのではないか」と話していました。
北朝鮮が核実験を行ったことについて、長崎市の平和公園で核兵器廃絶を訴えるため座り込みを行っている被爆者からは抗議の声が上がりました。
長崎の被爆者などは、原爆の犠牲者の月命日にあたる毎月9日に長崎市の平和公園で座り込みをして核兵器の廃絶を訴えていて、9日は、およそ100人が参加しました。
北朝鮮が核実験を行ったことについて、長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長は、「核兵器の廃絶を願ってひたすら運動をしてきた。われわれは厳重に抗議しなければいけない」と訴えました。
また、被爆者の田中安次郎さん(74)は「世界を破壊に導くような核実験は許せません。言語道断で被爆者として怒りを持って抗議します」と話していました。
新聞の号外も
東京都内では北朝鮮が核実験を行ったことを知らせる新聞の号外が配られ、受け取った人たちからは不安や憤りの声が相次ぎました。
このうち28歳の女性は、「隣国で起きていることなので本当に怖いです。核兵器を製造する技術も向上しているみたいですが、閉鎖的な北朝鮮がいかにしてそのような技術を手に入れているのか不安です」と話していました。
69歳の男性は、「あまりにも身勝手で愚かな行為だと思います。日本だけでなく、北朝鮮に影響力のある中国など全世界が今回の行為を非難し、自制を求めてもらいたい」と話していました。
56歳の男性は、「原爆で大きな被害を受けた広島や長崎の人たちの気持ちを考えるとつらいですし、強い憤りを感じます」と話していました。
このうち28歳の女性は、「隣国で起きていることなので本当に怖いです。核兵器を製造する技術も向上しているみたいですが、閉鎖的な北朝鮮がいかにしてそのような技術を手に入れているのか不安です」と話していました。
69歳の男性は、「あまりにも身勝手で愚かな行為だと思います。日本だけでなく、北朝鮮に影響力のある中国など全世界が今回の行為を非難し、自制を求めてもらいたい」と話していました。
56歳の男性は、「原爆で大きな被害を受けた広島や長崎の人たちの気持ちを考えるとつらいですし、強い憤りを感じます」と話していました。