この度の熊本大地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
男組一同みなさまの心身のご安全を祈念しますとともに、亡くなられた方々にお悔みを申し上げます。
4月15日の午前10時半、新宿警察署前には小さな人だかりができていた。
3月27日に新宿で行われたヘイトデモに抗議していた女性たちが警備にあたっていた警察官に暴行を受けた。
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男組一同みなさまの心身のご安全を祈念しますとともに、亡くなられた方々にお悔みを申し上げます。
4月15日の午前10時半、新宿警察署前には小さな人だかりができていた。
3月27日に新宿で行われたヘイトデモに抗議していた女性たちが警備にあたっていた警察官に暴行を受けた。
これからその刑事告訴を行う被害者3名と弁護士2名、彼らを守る国会議員・福島みずほ氏、有田芳生氏、池内さおり氏、取材にきた記者たち、応援にかけつけたカウンターたちなど約30名である。
(この事件の詳細は当ブログの3月28日の記事をご覧いただきたい。)
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一行が新宿署に入るとせまいロビーはいっぱいになった。
福島みずほ参議院議員が告訴にきた旨を伝える。すでに警察署は態勢を整えていたらしく、被害者と弁護士は別室に通されることになった。
(この事件の詳細は当ブログの3月28日の記事をご覧いただきたい。)
一行が新宿署に入るとせまいロビーはいっぱいになった。
福島みずほ参議院議員が告訴にきた旨を伝える。すでに警察署は態勢を整えていたらしく、被害者と弁護士は別室に通されることになった。
被害者の付き添いに女性警察官が待機していたので多少の気遣いはうかがいしれた。だが議員は入れないとのこと。入れない?と声を荒げることはないまでも有田氏、相当怒っていらっしゃるのが表情で読み取れる。
しかも応援団はロビーで待機しないでほしい、外で待てとのこと。晴れているとはいえ外はまだ肌寒くしかも強風。これには議員3名がしっかり抗議してくれた。
「一般の方もここは通りますので」
「この方たち一般の市民ですよ!」
15分ほどこんなやりとりをしていたか、警察が私たちをどんなにいやがっているかよくわかる光景だった。ようやく警察側が折れて議員と取材者、カウンターはロビーで待機。
30分ほどで告訴を終えた被害者と弁護士が出てきた。
一行は警察署を出て外で報告会。無事告訴が受理されたこと、警察は徹頭徹尾、低姿勢であったらしい。「あんな丁寧な警察対応、はじめて見たよ」と神原弁護士がおっしゃっていた。
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受理はされたものの書類送検までいくかなど、先行きはまったくわからない。
だが、カウンターに対する警察官の暴力を警察自身が認めた画期的な日となった。実際に告訴にあたらなければならない被害者のしんどさはいかばかりか。その勇気をリスペクトするとともに、一人一人のカウンターが我が事として彼女たちを支えなければならないと思う。
実際に交渉などができる弁護士や議員さんと違って私たちはそこに立っているだけだったが、30数名の市民の存在は明らかに警察の圧力になっていた。ただ「人波のひとり」でいることでも力になることがある。
しかも応援団はロビーで待機しないでほしい、外で待てとのこと。晴れているとはいえ外はまだ肌寒くしかも強風。これには議員3名がしっかり抗議してくれた。
「一般の方もここは通りますので」
「この方たち一般の市民ですよ!」
15分ほどこんなやりとりをしていたか、警察が私たちをどんなにいやがっているかよくわかる光景だった。ようやく警察側が折れて議員と取材者、カウンターはロビーで待機。
30分ほどで告訴を終えた被害者と弁護士が出てきた。
一行は警察署を出て外で報告会。無事告訴が受理されたこと、警察は徹頭徹尾、低姿勢であったらしい。「あんな丁寧な警察対応、はじめて見たよ」と神原弁護士がおっしゃっていた。
受理はされたものの書類送検までいくかなど、先行きはまったくわからない。
だが、カウンターに対する警察官の暴力を警察自身が認めた画期的な日となった。実際に告訴にあたらなければならない被害者のしんどさはいかばかりか。その勇気をリスペクトするとともに、一人一人のカウンターが我が事として彼女たちを支えなければならないと思う。
実際に交渉などができる弁護士や議員さんと違って私たちはそこに立っているだけだったが、30数名の市民の存在は明らかに警察の圧力になっていた。ただ「人波のひとり」でいることでも力になることがある。
どんなに微力でも差別や差別を擁護する権力に向かってこれからも立っていたいと思う。
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