days1に引き続きdays2を開催しました。days1の記事はこちらになります。
ハプニング
この日は2つのハプニングがありました。決して当事者を責めるわけではありませんがネタとして話させてください。
まず1つめ。当日になってスタッフが4人中2人キャンセルするという事態が起きました。受付だけでも2人必要なのにどうする(^q^)と思い悩みましたがdays1でスタッフをしてくださった@kanamoritさん、iOSDCでもスタッフをやっていた@kiko_andoさんが助っ人に入ってくださってなんとかなりました。本当にありがとうございました!!!
次に2つめ。最初のトークの時間に最初の発表者が来ない事態が発生しました。急遽2番目の方に順番交代を依頼するものの、なかなかうまくスライドが映らないというさらなるハプニング。シーンとしてるのも焦らせてしまうかなと思ったので小咄としてお米収穫の話をし出す私。だいぶカオスだったと思います。
なんでいきなりお米収穫?となると思いますが、実はdays2の週末、会社行事でお米収穫に行くことになっていたんです。なので最初に「この勉強会について」の話をする中で「今週末はお米収穫するからブログ書くのキツイわー」という話をしていたんです。なのでもうちょっと話して間を持たせようかなと思った結果がこれでした。
せっかくなので報告すると、当日はいいかんじに晴れまして日に焼けつつ収穫しました。お米食べ比べ、自社商品尽くしのBBQ、ポン菓子作りなどその他にも楽しいこと満載でした。
「今度から主催する度に小咄を用意しておくべきか」とかちょっと考えました。
トーク
そろそろ本題に入りたいと思います。
RxSwift、Realm、Reproを使ってみて @dbank0208さん
www.slideshare.net
- 各語の定義
- 今回の発表内容
- これらを使用した時に感じた気付きの共有
- RealmとCoreDataの比較
- CoreData
- メソッド名が長い、似ている
- Realm
- シンプルで効率よく開発できる
- CoreData
- RxSwift
- Genericsが重要だとふと思った
- Generic Types / Associated Types
- Genericsが重要だとふと思った
- Repro
- もっと利用率を上げていかないと、と気付かされた
この3つのどのツールも便利ですよね。それぞれ使ってみて、それぞれのいいところを理解した上で使っていきたいですね。
Noゲームでも売上10倍!? iOSアプリのグロースハック!!(省略版) @g08m11さん
※資料未公開
- 携わっているアプリ
- グロースハックの心構え
- 一回の施策で一気に成果に繋がることはない
- お金を全くかけないという発想をなくす
- グロースハック専属チームと大きい施策を回すチームを分ける
- やるやらジャッジはみんなで
結構ペースが早かったのでこれだけしか書き取れていません。。。
私は一時期グロースハッカーもどきをやっていたので「うんうんそうだよね」と思う部分が多かったです。余談ですが当時「グロースハックを行うこと=お金になる」と勘違いしている方がいたなぁと思いました。違いますからね。
iOSアプリ開発のテスト環境 @tarappoさん
www.slideshare.net
- iOSアプリを取り巻く環境
- UIテスティングフレームワーク
- 1つのフレームワークで全てのテストを書かなくてもいい
- 自動テストの実行環境
- AWS Device Farm / Xamarin Test Cloud / シミュレータ / 実機
- CI環境
- やるやらをプライオリティ付けてやる必要がある
- Jenkins
- ド定番だが学習コスト、運用コストが高い
- Circle CI
- サクッと簡単にできる
- iOSは有料
公開されている資料には入っていませんが、最初はアデノウィルスに関する話が盛り込まれていましたwお疲れ様ですw
iOSに関しては単体テストを全然書いてないなぁと胸を痛くしつつ聞いていました。テストに関する知識があまりなかったため、E2Eテストという言葉も初めて聞いて勉強になりました。テスト...これから書いていきたいですね。
iOSとディープラーニング @shu223さん
- ニューラルネットワークとは
- パーセプトロンを複雑に組み合わせたネットワーク
- ディープラーニングとは
- ニューラルネットワークの構造をさらに深くしたもの
- ディープラーニングの利用例
- 画像識別 / 株価推定 / 天気予測
- iOS上でディープラーニングを試してみる
- 学習済みのニューラルネットワークの計算をiOSにさせてみる
- TensorFlow
- iOSでニューラルネットワークを実装してみる
- BNNS / CNN
5分間とは言えどもとても濃い内容のトークでした。気になっていたTensorFlowがiOSで使えるとわかってからちゃんと触ってみたかったものの敷居が高くて踏み出せずにいたのでTensorFlowの学習済みモデルを拾ってきてiOSで利用するなどを参考にしつつ触れたらいいなと思いました。
JSON-RPC on APIKit @_ishkawaさん
- APIKit
- リクエストの型に応じてレスポンスの型が変わる
- JSONRPCKit
- リクエストとレスポンスをJSONで表す
- 1回の通信で複数リクエストが送れる(Array使用)
- idでどのリクエストに対するレスポンスなのかを判定
- JSON-RPC on APIKit
- リクエストの型の組み合わせに応じてレスポンスの型の組み合わせが変わる
- Swiftには可変長の型パラメータがない
- →メソッドをいくつも作って対応(筋肉最高!)
- Swift4 or laterで筋肉の時代は終わるかも
APIKit生みの親、_ishkawaさんの発表です。複数のリクエストを一度に、しかもスマートに送れるのは良いですよね。そんなAPIKitの裏側の話が聞けてよかったです。
そういえば今の会社の話ではないですが複数のAPIのレスポンスをまとめて返すためのAPIがありました。API一覧には「一度にまとめて取得したいという熱きパトス」と書かれていたようなw
魅せるデバッグ技術 @dealforestさん
- 画像が表示されないバグが発生した
- 何度も同じことをやる場合
- LLDBのプラグインを作る
- LLDBコマンドにするメリット
LLDB Pluginの作り方はこちらに書かれています。とても丁寧!Plugin作るって言うとものすごい頑張らなきゃいけないイメージがあるのですが、上記記事を見ているとできそうな気がしてきますし、メリットもたくさんなのでぜひ挑戦してみたいですね。
days2を終えて
2日目の発表もかなり内容が濃かったと思います。特に後半戦はiOSDC登壇者が固まっていたので強烈でしたwいやー楽しかったなーと思う反面、「まだ終わっていない!」と言い訳をし続けてきたiOSDCが終わってしまって寂しい気分にもなりました。とはいえiOSDCはきっと来年も開催できるし、もしかしたらリジェクトコンもまたあるかもしれないので「また今度」という気持ちでいようと思います。皆様お疲れ様でした!!!
あ、すごく終わり感出しましたが3部作の最後、iOSDCRC裏話も書くのでよろしくお願いします。
togetter
2日目も@koogawaさんがまとめてくださいました。
2016/8/31 #iOSDCRC iOSDC Reject Conference days2 - Togetterまとめ