昨日、AbemaTVで「ロミオの青い空」をやってました。
世界名作劇場、懐かしいですね。
中でもこの「ロミオの青い空」が一番好きです。
アルフレドは理想の男の子です。
僕に小児性愛の気は無いですが、ショタホモの気持ちがちょっとだけ分かります。
原作の「黒い兄弟」も何度となく読み返しましたが、アルフレドのくだりは涙なしには読めません。
確かに分かる気はします。
アルフレドはまるで神の子だし、ロミオも典型的主人公タイプ。
アルフレドと比べると見劣りするものの、ロミオも賢く才能があります。
何よりモテ体質で、故郷の村にも住み込みで働く家にもそういう女がいます。
さらには親友の妹まで。
僕はアニメを先に見ましたが、途中までずっとアンジェレッタが正ヒロインだと思っていました。
ところがビアンカが登場すると、あっさりロミオをさらっていきます。
後になって思えば、アンジェレッタはビアンカにロミオを託し、アルフレドは妹ビアンカを親友であるロミオに託し、それぞれ死んでいきました(アニメだとアンジェレッタは治療のため外国へ行きます)。
ビアンカがロミオとくっついていく様子は、アニメの方が丁寧に描いていますね。
ちなみに故郷のアニタ、彼女はロミオの初恋の相手未満の存在。
原作(上)の表紙が彼女のピークでした。
やはりローティーンに遠距離恋愛をしろというのが無理難題です。
生まれや育ちの違いなど関係ないという信念は、正ヒロインを争う女子達にとってはお題目に過ぎない。
病弱な2人、ロミオの好きになる人に体育会系はいない。
思えばアニタは唯一、頑健な肉体を持っています。
ロミオが人買いに買われなければ、ロミオは普通にアニタと結婚していたのは間違いありません。
でもアニタも不幸というわけではありません。
彼女は原作でちゃんと夫を迎えています。
何年も村に帰ってこない初恋の男の子を待つほど愚かでも一途でもなく、逞しい現実主義者なので問題なし。
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そういえば「ロミオの青い空」は歌も良かったです。
後年、アニメで「NARUTO」のEDを見た時、似た感覚を覚えました。
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そういえば原作にはオコジョ出てこないんですよね。
白イタチだっけ?
関係ないけどクロムクロのオコジョ。
ガンバの冒険の白イタチ。