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御岳山ふもとで児童が火山学習
09月10日 19時09分
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おととし噴火した御嶽山のふもとにある岐阜県下呂市で、子どもたちが火山のメカニズムや防災について学ぶ学習会が開かれました。
この学習会は火山が身近な地域の子どもたちに噴火のメカニズムや防災について知ってもらおうと、去年から岐阜県や下呂市が始めたもので、10日は小坂小学校で子どもたち20人と保護者が参加しました。
学習会では、火山に詳しい大学教授が講師となり、ペットボトルに入った炭酸水を細かく振動させて水が吹き上がる様子を見せ、噴火の仕組みを説明しました。
また、御嶽山の火山防災マップを3Dプリンターでジオラマにしたものを使って、大規模な噴火の際には溶けた雪が土砂などを巻き込みながら流れ下る「融雪型火山泥流」が地区まで到達するおそれがあることなどを説明していました。
参加した6年生の男の子は「実験を見て火山の仕組みがよくわかった。万一のときはきょうの勉強を生かしたい」と話していました。
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