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【スポーツ】

[競泳]松田、有終3位 競泳生活28年終える いわて団体

2016年9月10日 紙面から

成年男子400メートル自由形決勝で3位になり引退レースを飾った松田丈志は、飛び込み台を笑顔でたたいてプールを後にした=盛岡市立総合プールで(中西祥子撮影)

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 国民体育大会「2016希望郷いわて国体」は9日、盛岡市立総合プールで会期前競技の競泳と飛び込みが始まった。成年男子400メートル自由形では、現役最後のレースとなった松田丈志(32)=宮崎・セガサミー=が3分51秒12で3位の表彰台に立った。優勝は同種目リオデジャネイロリオ五輪代表の江原騎士(23)=山梨・自衛隊=で記録は3分50秒25だった。

 リオ五輪800メートルリレー銅メダルの松田が迎えた最後のレース。涙はなかった。プールから上がると深々と頭を下げ、すがすがしい表情でスタート台をポンポンと両手で軽くたたいた。「これまでいろいろな思いでスタート台に上った。これだけ緊張した気持ちで上ることもないので感謝の気持ちで」。28年間の競泳に別れを告げた。

 最後の舞台に選んだ種目はアテネ五輪で日本人40年ぶりの決勝進出を果たした400メートル自由形。「400の方が自分らしいし思い入れも当然ある」。4歳から師事した久世由美子コーチ(69)からは「絶対に表彰台」と最後のゲキを受け、ともにリオでメダルを獲得した江原、小堀らとデッドヒートを繰り広げた。「自分の力を出し切ってあわよくば表彰台と思っていたので満足のいくレース」と振り返った。

 アテネから4大会連続で五輪に出場し、08年北京、12年ロンドンでは200メートルバタフライで銅メダル。リオも銅メダルでこの日も3位だった。「金は取れなかったけど、3番には縁がある。自分らしい競技人生を送れたと思っている」。表彰台で3位の表彰状を高々と掲げ、競泳人生を締めくくった。 (川村庸介)

 

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