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【格闘技】

長谷川穂積、16日の世界戦に向けたスパーリング打ち上げ

2016年9月10日 紙面から

スパーリング前にバンテージを巻く長谷川(左)=神戸市で(荒木司撮影)

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 ボクシングのWBCダブル世界戦(16日、エディオンアリーナ大阪)で、3階級制覇を目指す長谷川穂積(35)=真正=が9日、神戸市内でスパーリングを打ち上げた。ジム後輩を相手に計3ラウンドを軽快に締め、1カ月半前から合計120ラウンドを気迫でクリアした。

 猛暑の中、35歳にして14年4月以来、スーパーバンタム級(55・3キロ)への減量は過酷。練習前には長谷川を中心に陣営が円陣を組み、「行くぞー、おー」と高校野球のようなかけ声で勇気づけた。

 「減量の中、何とか最後まで動けたかな。後は体重調整。やれるだけのことはやった」と充実感を漂わせた。

 「ラストチャレンジ」と位置づけた集大成。山下正人会長は「勝つためにすべてをかける。自信はある」と満足顔。国内最年長35歳9カ月での世界王座奪取、3階級制覇へ好仕上がりだ。 (荒木司)

 

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