蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】日本ハム・中田、3年連続100打点奪首に貢献 ダメ押し弾も放つ2016年9月10日 紙面から
◇日本ハム8−2楽天日本ハムが首位に浮上した。1回に田中賢、レアード、大野の適時打で4点を先取。7回に大谷の適時打で加点し、9回は中田の3ランで突き放した。増井が7イニング1失点で7勝目。楽天は則本が崩れ、リーグ優勝の可能性が消えた。 ◇ 日本ハム・中田が、首位再浮上を決定づける一撃を悠然と見送った。3点リードの9回2死二塁。前打者の大谷が敬遠気味に歩かされた。ウエーティングサークルで闘志がふつふつと湧いた。主砲は大阪桐蔭の先輩、川井のシンカーを振り抜き、バックスクリーン左へ突き刺した。「どうだ!!」。そう言わんばかりにダイヤモンドをゆっくりと一周した。 3試合ぶりの24号3ランでとどめを刺し、102打点目を挙げた主砲。4打席凡退の後の5打席目で、しっかりと仕事を果たした。3年連続100打点到達にも「そんなのどうでもいいわ」と軽く一蹴した。 ソフトバンクが敗れ、8月25日以来の首位再浮上も、中田は浮かれるそぶりもない。「1試合も気の抜ける試合はない。相手より1試合でも多く勝てばいい。ここから全部、勝つつもりでいく」。残り17試合全勝の意気込みを語った。 7回には大谷が右前適時打を放つなど、ON砲がそろって打点を挙げての快勝だ。3年連続クライマックスシリーズ進出も決定。最短で、11日にも優勝マジックが点灯する。栗山監督は「食らいついていけば何とかなる。しびれるけど、最後に笑えればいい」と表情を引き締め、V奪還を誓った。 (水足丈夫) PR情報
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