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【芸能・社会】

映画「健さん」が部門最優秀作品賞 モントリオール世界映画祭

2016年9月7日 紙面から

 故高倉健さんの素顔に迫った長編ドキュメンタリー映画「健さん」(日比遊一監督、公開中)が5日(日本時間6日午前)、カナダで開催中の第40回モントリオール世界映画祭「ワールド・ドキュメンタリー部門」で最優秀作品賞を受賞した。

 同映画祭は1999年(第23回)に、高倉さんが「鉄道員 ぽっぽや」(降旗康男監督)で、日本人俳優として初めて主演男優賞を射止めた“ゆかりの地”ともいえる映画祭だ。

 今回の受賞に、本作に出演している実妹の森敏子さんは「兄が一番喜んでいる。毎日お墓に参ってお願いをしてきたが、願いが天に届いたと感じています。受賞できたことがただただありがたいです」。現地にいた日比監督も「このモントリオールの地で最優秀賞を頂けたのは、偶然を超えた運命を感じております」と喜びのコメントを寄せた。

 また、錦織良成監督の「たたら侍」が「ワールド・コンペティション部門」の最優秀芸術貢献賞を受賞した。

 同作はダンスユニット「EXILE」のリーダーHIROがプロデュースし、劇団EXILEの青柳翔とEXILEの小林直己らが出演した時代劇。戦国時代の島根・出雲を舞台に、鋼職人の家に生まれながら武士に憧れる青年の姿を描いている。

 

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